不思議の友№16読了。
この本は、森田健さんが発行されている会報誌です。 例によって例のごとく、目からウロコ、または眉つば的な内容ばかりですが、ムーなどの雑誌が大好きな私は、毎回楽しみにしています。
内容についてくわしく語るべきかどうか迷うので、ま、ちょこっとだけ申しますと。 悩みは中国語で、問題というそうです。確かに、感じは似ておりますなあ。悩みはつまり、あれこれ思い迷うことですよね。それこそ、お金がないよぅとか、世界平和よ実現せよとか、今日のランチメニューは何にしようとか、深刻さ重大さ、時間がかかるかからないの差はあれど、みんな悩みであるわけです。
こうやって考えてみると、悩みというか問題って、私達の生そのもののような気がします。悩みがないとは何も思っていないことであり、自分の人生に真剣に向き合っていないことかもしれません。 だとすると、悩みは自分の人生最期の時までつき合う、腐れ縁の友人か、それとも人生を彩るエッセンス、はたまた元気にしたりがっくりさせたりする、サプリメントのようなものなのでしょうか。 私も、悩みたくはありません。でも、悩みも自分の中から発する以上、頭から否定することはできないし・・・・うまくつき合っていきたいですね。
| 固定リンク | 0
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『オプス・ピストルム ’30年代パリの性的自画像』(ヘンリー・ミラー 田村隆一/訳 富士見ロマン文庫 No.89)の感想(2023.12.02)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その4(2023.11.28)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その3(2023.11.25)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その2(2023.11.19)
- 『戦争は女の顔をしていない』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 三浦みどり/訳 岩波現代文庫)の感想・その1(2023.11.18)
コメント