« 恐るべしノートの威力! | トップページ | 大阪へ行ってきました »

2008年2月 2日 (土)

おもしろいです、「賭博破戒録カイジ」

 本日の購入本は、
 ほんとにあった怖い話3月号
 究極!!変態仮面 vol.1ニューヒーロー誕生!!(コンビニワイド版)
 合計2冊でした。
 最近、本当にコンビニでおもしろいマンガ本が売っているなと感心しています。特に、一週間ばかり前に購入した、「賭博破戒録カイジ」は!
 今、地獄チンチロ編1、2巻を読み終わったところです。あらすじを簡単に申しますと、賭博黙示録の第一シリーズで結果的に大負けし、起死回生を誓った主人公カイジが、帝愛グループの遠藤に接近したところ、彼によって地下強制労働施設におとされます。劣悪で厳しい労働条件にあえぐカイジに、また親切をよそおった班長である大槻のわなが待っていて、チンチロなるサイコロ賭博で、少なすぎる稼ぎの大半を奪われて借金をすることになってしまいます。やがて、カイジは班長のイカサマを仲間のメモによって看破し、同じ借金仲間の45(ヨンゴー)組と協力して、もう一度、チンチロによって大槻から汚金を取り戻そうとする、というものです。

 きっと、多くの方々がこのマンガのおもしろさについて述べたでしょう。それでも、やっぱり、よいものはよい!
 まず、抜群の才能や運というものがない、主人公カイジのキャラクター造詣がすばらしです。彼にあるのはただ、逆境に負けない、ひたむきさだけ。一緒に労働する皆は最初、彼を軽んじますが、いつの間にか絶大な信頼を得ているというわけです。これでまず、作者の福本伸行さんは読者に親近感を起こさせるのでしょう。
 もう一つ、この作品には激しいリアリティがあります。班長からもらった缶ビール一本を、カイジが手に取った感触(キンキンに冷えてやがるっ・・・!)、飲み干す快感(涙が出るっ・・・)(解けそうだ・・・!)は、きっとビール好きの人なら大いにうなずけると思うのです。さらに、缶を開けた瞬間のビールがしゅわしゅわ出る様子までも。
 三つ目、このマンガは悪役にいたるまで細かく描写されています。時々、主人公とやられ役(悪役なんて格好いいものじゃない!)との実力差が大きすぎて(主人公が強すぎる場合が大半)、読む気を失うマンガもあるのですが、こちらの悪役はほんとうに憎たらしい。強い、頭がいい。大槻はいかにもタヌキ顔だし、帝愛グループ会長兵頭、ナンバー2の黒崎、カイジを恨む遠藤など、何だかどこかで見かけたような顔をして存在感が強いです。
 四つ目、そんな悪役達は、妙に善良というか、道理を知っている人間であるのが、またこのマンガにリアリティを与えているのです。私自身、1巻でカイジを食の快楽にはめてしまった大槻の台詞、「明日から がんばるんじゃない・・・・」「今日・・・・ 今日だけ がんばるんだっ・・・・!」「今日をがんばった者・・・・」「今日を がんばり始めた者にのみ・・・・」「明日が 来るんだよ・・・・!」、これらに、計画すべて明日延ばしが習慣化していた私は電撃で打たれたようなショックを受け、同人誌の原稿をせっせと書いているわけです。(明日10枚書いたら駄目。今、たった6枚、書こう。それから明日、また6枚・・・・)と。これで、無事に今の作品が発行できたら、カイジと福本伸行先生様々です。
 いっぱいほめましたが、このマンガの特徴ともいえる欠点は、人物の顔の独特のデフォルメですね。私も、これがシリアスなのかギャグなのかわかりかねて、第一シリーズを買い逃がしてしまいました(もったいない!)。小物や背景はリアルなのに、顔だけ、「あり得なーい!」と叫びたくなるほど、デフォルメしているのか? でも、読み進んでいくうちに、これがベストのような気がしてくるから不思議です。
 綿密な描写とイカサマ破りのエピソードで盛り上げていく、カイジに乾杯! 

ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

|

« 恐るべしノートの威力! | トップページ | 大阪へ行ってきました »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224628/17931937

この記事へのトラックバック一覧です: おもしろいです、「賭博破戒録カイジ」:

« 恐るべしノートの威力! | トップページ | 大阪へ行ってきました »