読了した本と、読んでいる本
読了したのは、以前に購入した、HELLSING(平野耕太)と御石神落とし6巻(永久保貴一 原作・増田剛 作画)、それに夢喰見聞1巻(真柴真)です。
HELLSING、いや、まあ、こう来るかと驚きました。不死身で驚異的なパワーを持っているはずのアーカードで、本来なら私はそういうタイプが嫌いなのですが、また何やら大変なことになっていますよ。先行きが読めないから、気に入っているのでしょうね。主人公側や敵を問わず、メガネ率高いです。平野さんはメガネ好きでしょうか? 私はアーカードより、ドジっぽいセラスとインテグラ、今回出番が少なかったアンデルセンが好きです、と言いたいところですが(言ってるだろうが←自主ツッコミ)、この度はブラジルへやって来たアーカードの変装姿が、不思議とかっこいいのです。でも、まあ、流血や残酷シーンが嫌いで、キリスト教の偉そうなところが苦手という方には、おすすめできませんね。
御石神落とし6巻、感想は特になし。・・・・なぜなら、これは昔の日本の性風俗を描いているから、ストーリーはあるけれども重要じゃないから。それでも、とてもわかりやすくておもしろい内容です。儀式で、衆人環視の中、夫婦の営みを披露するとは、いくらエッチな現代人や腐女子でも不可能でしょうが。しかし、これを読んでいると、昔の日本人がいかに性を楽しみ、自由を謳歌していたかを知って、うらやましくなります。そして、現代においても、私達がひどく西欧的価値観にむしばまれている、とまではいかなくとも、西欧的なものこそナンバーワンという危険な考えに取りつかれているかが、よくわかります。私にとっては、学術マンガですね。次の7巻は吉原編、こちらも楽しみです。
夢喰見聞は、あまり期待していなかった分、とてもおもしろかったです。あと8巻あって完結していますから、ひっさびさに、大人買いでそろえるかもしれません。感想はその時に。
読書中は、究極!! 変態仮面(あんど慶周)と、賭博破戒録カイジ 人喰いパチンコ編1(福本伸行)、どちらもコンビニ専用本です。感想は全冊読了したら、投稿しようと思っています。
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