« 忙しかった上、小倉優子とは! | トップページ | 32%の恐怖・補足「生粋の一重まぶた」 »

2008年2月27日 (水)

るくるく8巻の感想

 一昨日、るくるくの8巻(あさりよしとお・講談社)を読了しました(遅い!)。例によって、ネタバレですので、ご注意下さい。
 土竜の唄、シグルイと、スリリングで濃くてハードな話ばかりを読んできましたゆえ、この8巻表紙の「るく」には、かわいくて癒されました、と述べたいところですが(述べてるだろう←自主ツッコミ)、それがどうして、ほのぼのとした中にも、作者のあさりさんらしい毒と冷笑とパロディが満載のお話です。
 すべて、20ページほどの短編ばかりで、今回は珍しく、主人公六文の修学旅行ネタが多かったですね。ストーリーとしては、るくやブブ他の悪魔が、これ以上地獄行きの亡者を増やさないため、人間界にて働くことに決めました。さしあたって、とんでもない父親のいる六文のうちに居候します。ところが、地獄の姫と恐れらているるくや悪魔達も、人間界は不慣れでいろいろな騒動が起きる、というものです。このパターンが、1巻からずっと続いています。
 8巻は最初の#64から、キリストをパロディ化したような坊さんが登場するし、#67では信仰心に厚いために周囲に大迷惑をかける女の子(彼女の所属する教団は、「日本奇特教団 マゾヒスト教会」。いいのかなあ、こんなことを描いて)と、悪魔視点のためか、宗教に対して辛辣な雰囲気がただよいます。そこをギャグのオブラートに包んでいるあたり、あさり節炸裂! といったところですかね。
 それでも、冒頭の言葉を繰り返しますが、今回のるくは本当にかわいかった! 学ランを着たりパンチラをしたり(されたりというのが正確ですが)、セーラー服のメガネっ子に着替えたり、温泉客ふうの浴衣姿であったり。かわいい女の子好きの私にとっては、まさに眼福。たぶん、るくのかわいさの理由は、ふだんの無表情なクールさがあるからこそ、怒ったり困ったり笑ったりのギャップが激しいためであると思います。
 それにしても、天使ヨフィエルVSるくの勝負は、まだついていません。最大の謎、ネアカ露出好きナイスバディ大食い少女、ペロ(仮名)の正体もわからずじまい。ペロは果たして、悪魔なのか天使なのか?
 こうして、パロディとナンセンス、不思議なキュートさと謎を秘めた、この「悪魔と暮らす、ほのぼのコメディー」(矛盾しまくりですが、こうとしか表現できません)は、なおも続くのでありました。もちろん、私は次も読みますよ。
 
 

|

« 忙しかった上、小倉優子とは! | トップページ | 32%の恐怖・補足「生粋の一重まぶた」 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224628/40295067

この記事へのトラックバック一覧です: るくるく8巻の感想:

« 忙しかった上、小倉優子とは! | トップページ | 32%の恐怖・補足「生粋の一重まぶた」 »