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2008年4月27日 (日)

「究極!! 変態仮面」の感想

 あんど慶周のSHUEISHA JUMP REMIX、(最近、こういうタイプのリーズナブルなコミックスが、コンビニで発売されていてよろしいですね)「究極!! 変態仮面」全4巻の感想を申し上げましょ
う。相変わらず、ネタバレですから、ご注意下さい。
 主人公は、拳法部に所属するごく普通の高校生、色丞狂介(しきじょう・きょうすけ)。彼はパンティを頭にかぶると、バイトでSM嬢をやっている母譲りの変態の血が目覚めて、潜在能力が100%発揮された「変態仮面」に変身。そして、刑事だった亡き父の本能に従って、様々な悪人を退治するという、ほぼ一話簡潔のアクション・コメディです。

 ま、勧善懲悪のギャグなんて、珍しくもないでしょう。問題は、変態仮面のコスチュームなのです。これを見た瞬間、悪人達は笑いが止まらなくなるか、あるいは周囲の人々同様、顔色を変えて絶句。なぜなら、彼は顔にパンティ(女物。少年誌掲載のせいか、さすがに脱ぎたてではなかったようで)をかぶっているばかりか、身にまとうものもパンツ(これは彼の所有する男物)だけ。しかも、お尻を丸出しにして、パンツの両端をひも状に引っ張って首にかけ、股間の最低部分をちまき、またはいなりずしのようにして隠し・・・・あーん、説明している方が恥ずかしい! 興味のある方は、購入して見て下さい!
 当然、変態仮面の悪人退治も普通ではありません。ほとんどの場合、そのいなりずし股間(彼の十八番の台詞に、「それは私のおいなりさんだ」というのがあります)を、相手の顔に押しつけて、とどめを差すわけです(すべて悶絶します)。他にも、必殺仕事人をほうふつとさせるやり方であったり、SM技であったり。台詞や行動は明らかに正義なのだけど、悪人成敗がとことん変態的という、鳥肌が立つような笑いがこの漫画の魅力の一つです。
 全体的に(悪人を除けば)、かわいらしい感じの登場人物ばかりです。私は鳥山明さんの絵に似ているようにも思えます。大まかなストーリーもありまして、主人公狂介が拳法大会に優勝し、父の後を継ぐようにして刑事になって結婚し、一児、狂太郎が生まれますが、この子もまた狂介に負けず劣らずの素質があって、変態仮面Jr.になった、というところで終わっています。最初、狂介は財閥のお嬢様で性格もいい(そんな女の子、絶対いないと思う)、愛子に恋しますが、2巻から登場の、最初は狂介をねらう刺客だった中国娘の春夏に惚れられ、ついには押しかけ女房になった彼女と結婚します。
 変態仮面第二の魅力は、ひとえに春夏にあるのではないでしょうか。ナイスバディーでチャイナドレスにTバック、御色拳(おいろけん)という悩殺技でせまる彼女は、インパクト強すぎ。格闘家でいて、妙に家庭的(ただし料理は下手)なのだから、結構、この作品は男の夢みたいなものを表していますね。
 私のお気に入りは、春夏の弟、秋冬。かなりな美形(だから、ゲイっぽい拳法部主将にやたら抱きつかれて困っていました)で、拳法の腕前で姉には負けるがまあ強い。料理がうまくて、毎回、家庭的で純真なふりをする姉に、「それ 違う ぼくが作った/ねえちゃんの こっちね」と鋭いツッコミを入れ、春夏からひどい目に合わされる姿に、母性本能をそそられます。こんな男の子いたらなあと、ついついダンナを後ろでこっそり蹴るふりをする私でした。以上。

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