『鉄腕バーディーDECODE』の第四話の感想
『鉄腕バーディーDECODE』の第四話の感想です。いつものようにネタバレですから、ご注意下さい。
いったん、バーディーは母星オリオテーラに戻ります。ギーガーとバチルスの事件の審査のためでした。その裁判所だか審判所に向かう途中で、バーディーは自らにゆかりのある様々な人々と出会います。しかも、審判の席上で、互いに反りが合わないネーチュラー・ゲーゼと出会います。彼女はバーディーの無能を糾弾しますが、急遽、つとむが入れ替わってバーディーを弁護。他の審判官の同意を得て、思いがけず、つとむと意識共有している状態まで認可してもらえます。前回、大破したテュートはサルベージされ、携帯電話の形となりました。
まあ、次回への伏線であろう、ラストの爆弾テロ場面以外は、割と淡々としたストーリーでしたね。バーディーの教官で、豪快なトカゲ人間スケルツォ、原作ではようやく直接会話を始めたネーチュラーも登場してきました。さらに、第一回では人物てんこ盛りすぎてわかりにくかったのですが、どうやらオリジナルストーリーの伏線となる、リュンカ(人々もろとも惑星まで破壊する、恐ろしい爆弾だか物質)のことも、ネーチュラーの口を通じて説明されていたため、ずいぶんすっきりとおもしろくなってきましたね。そして、私は改めて、宇宙船やオリオテーラの乗り物の複雑な動きを見、アニメーションもなかなかよいものだと、感じさせられました。
しかしながら、原作を知る者としては、「オリジナルストーリーもいいが、スピリッツ篇はどうなるのか?」と、心配になるから、やっかいです。一瞬のバーディーの回想シーンからして、これから人形のヴァイオリンや、激怒ゆえのバーディーの暴走エピソードが語られるようですが、それゆえになおさら、「氷川は登場するの? 千明は? 永遠様は?」と、気になってなりませぬ。何だか、当分、バーディーに楽しくはまれそうです。それでは。
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