『鉄腕バーディーDECODE』第10話の感想
『鉄腕バーディーDECODE』第10話の感想です。例によってネタバレのため、ご注意下さい。
惨劇のあった沢尻村から、帰った一同ですが、ゴメスは湯殿のある人物(クリステラ・レビか?)と、サタジット・シャマランにリュンカを渡すべきでなかった、と言います。一方、バーディー(原作では、ゴメスから受けた傷で、一時期機能停止になるのですが、あっさり治っていましたね)は、メギウス警部に、「中杉小夜香はリュンカの宿主ではないか」と報告したところ、メギウスから、「捜査のため、神祗官の一団が来る」と返され、焦ります。
また、中杉の祖父から、ふさぎこんでいる孫を気晴らしさせてほしいと頼まれ、夏休み最後の日曜日を彼女とお台場デートするつとむ。二人が楽しんでいる間、祖父はシャマランの訪問を受け、「お嬢さんを自分のもとに預けてほしい」と頼まれ、断ります。たちまち、シャマランの態度が激変。
沢尻村で殺されかけた室戸と早宮は、室戸の下宿でシャマランについて調べていた時、彼が名家の出身でなく、テロ事件の生き残りであることを発見するのでした。
「今日はとても楽しかった」と、夕刻、お台場で頬笑む中杉。さらに、「私、千川君が好き」と告白して、驚いて目を見開いているつとむに、自ら唇を重ねます(一連のシーンは、まるで定番の青春ドラマのようにかわいく明るく、好ましいです)。
幸せに帰宅した中杉を待っていたのは、何と祖父の絞殺死体でした(やったのはシャマランでしょうね)。愕然とする中杉に、お手伝いの良枝が、「おまえは誰だ! どうして旦那様を殺した!」と、責めます。中杉、表情を失い、「うるさいわ」とつぶやいて、彼女の体だけを消失させて(殺して)しまいます。その頃、バーディーはどうやら、テュートから、何か重要な分析結果を得た模様・・・。
うっはぁ、場面が様々に展開して大忙しでしたね。バーディーの出番が少なくて、欲求不満です。ほほ笑ましいお台場デートから、大人達のドロドロの闘争といったところですか。中杉は魔物であるというより、一番の被害者なのですが、果たしてシャマランもそうなのでしょうか。おーい、バーディー、やはり君が現れてバトルしてくれないと、話が進まないよー、次回はがんばってくれ! と、心の中で叫ぶ私でありました。それでは。
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