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2008年9月 2日 (火)

『だめっこどうぶつ』2、3巻の感想

 本日は、四コママンガ『だめっこどうぶつ』(桑田乃梨子・竹書房)2、3巻の感想です。ネタバレですから、ご注意下さい。
 これは動物を擬人化した、四コマです。主人公は、狼のくせに弱すぎる「うる野」、強すぎるウサギ「うさ原」、幻獣にして聖獣のはずなのに俗っぽいユニコーン「ゆに彦」、うる野が片思いしている、チータなのにトロい「ちー子」など、はみだしものの集まる森での出来事をコメディにしています。

 おもしろいのは、よくある擬人化でなく、うる野もうさ原も、動物の着ぐるみをまとった人間、もしくは、ちー子やゆに彦のように動物耳をつけた人として描かれていることです。2巻以降、自称森の主であるゆに彦が、あれこれとイベントを主催しては、皆を巻きこんでいくというパターンが定着してきたようです。まあ、それでも私はよいのです。なぜなら、皆が三頭身キャラクターなのに、唐突にシリアスな少女マンガのようなタッチになる落差がおもしろいからです。
 結構登場キャラクターが多いから、もう増えまいと思っていたら、二巻からシロフクロウのフクちゃん(とてもかわいいのに、攻撃的)、三巻からはフクちゃんの婚約者でナルシストのシロ袋が加わり、ぺが之助(黒いペガサス)、タカ岡(タカだが実はワシ)を加えての恋のバトルは、これからどうなってしまうやら。
 さて、私のお気に入りは、一巻からずっと、与太者ウサギのうさ原です。シリアス顔は、八神庵そっくりだからです。しかも、うさ原は「秋の初めだけ憂鬱になって、毛並みがふかふかになる」という、妙な繊細さがあるのもグッド。四巻が出たら、また買います。

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