『鉄のラインバレル』第3話の感想
遅まきながら、『鉄のラインバレル』第3話の感想を申します。ネタバレですから、ご注意下さい。
JUDA内では、ラインバレル及びファクターの浩一について非難ゴウゴウ。皆は、森次に任せようと決めます。
一方、幼なじみの矢島は浩一の変貌とラインバレルの強さに呆気に取られながらも、「おまえのせいで街の被害がひどい」と、浩一をたしなめます。けれども、浩一は聞く耳を持ちません。また、もう一人の幼なじみ理沙子も浩一を案じていて同居する絵美の存在を知って驚きます。浩一の好物のカップケーキを焼いて持ってきて、絵美と張り合おうとし(恋か?)、矢島妹のさき(どんな字を書くのだっけ?)、浩一妹(名前を忘れました)にも応援されるのですが、絵美の並外れた美少女ぶりと天然さに、たじろぐばかり。
そうこうするうちに、敵マキナ出現。浩一は霊によって、絵美の左胸に触れてラインバレルを呼び出しますが、今度は敵の頭脳攻撃に苦戦。そんな折りしも、矢島は声を張り上げて、闘いをやめるように告げます。ところが、浩一は意地になって、矢島にかばわれてばかりだった過去の光景をフラッシュバックさせ、「おまえにわかるか、力がなくて何もできない気持ちが! 好きな子を守れないくやしさが!」と、叫び返します。やがて、作戦が終了したのか、敵側は引き上げますが、代わってJUDAの森次(正確には森次の乗るマキナ)が、力ずくでラインバレルを制止にかかります。浩一はがむしゃらに攻撃しますが、経験豊富っぽい森次にはかなわない。見ておられず、絵美もやめてくれと言うのですが、浩一は、「おまえは黙って、俺に守られてりゃいいんだよ!」。絵美はさすがに立腹したのか、「あなた、最低です!」と、はっきり告げます。
・・・・いやぁ、浩一の壊れっぷりはどこまで続くのでしょう? 長年の、矢島と理沙子の思いやりが、余計なお節介としか感じていなかったとは、こんな的外れなひねくれ者、私ならば絶対に友達にしたくないです。一緒に見ていたダンナは、「主人公、めちゃくちゃ精神年齢が低いな。矢島って、いいやつやな」と言っておりましたが、そのとおりだと思います。でも、私としてはかーなーりインパクトのある、しかも今までいそうでいなかった(単に、私が知らないだけかもしれませんが)主人公なので、これから浩一がどう変化というか、成長していくか、ぜひ見届けたいです。
今回は、絵美や理沙子の他、浩一妹、矢島妹、JUDAの美少女達と、ほのぼのかつラブコメっぽかったです。この作品はやはり、男性うけをねらっているのでしょうか? 男性向同人誌が、ぞろぞろ発行されるかも(笑)。女性向なら、やはり、今のところは矢島と浩一という組み合わせなのでしょうね。ま、それはさておき(次の文章は、腐女子的に壊れていますので、興味のない方はパスして下さいね)
私は森次が、ものすごく好みです。妙に陰りがあるし、眼鏡をかけてスーツ姿で理知的そうでいながら、攻撃は容赦ないところが、とてもうれしい。ああ、そういえば、私は前髪が長い男性には弱かったのでした。八神庵にロックに、宮田(はじめの一歩)に劉鳳(スクライド)と、自分のワンパターンに、我ながら驚きます。次回もぜひ、活躍して下さい。なるべくなら、ラインバレル、いや浩一を踏みにじってほしいです。ライバルになって! わーっ! ・・・・と、私は脳内で悶えておりました。次回の展開よりも、私自らの狂喜乱舞の方が心配、かも。なんちゅう感想でしょう。申しわけありません。
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