『そうさく畑63』の感想②-感激!
昨夜の続きです。不満に関しては、パンフレットの表紙の紙が私の好みではないとか、レポート漫画のタッチは少々・・・・と、いくつか残っておりますが、これで終わりにいたします。
『そうさく畑』のよかったところで、一番先に気づいたのは、時折、会場を流れていたユニークなアナウンスです。「ご町内の皆様にお知らせします・・・・」なのですから。おもしろかったですね。
次に、私が感激したのは、イラストコンテストと自分的原画展です。どちらもイラストの展示なのですが、同人関係の知人が少ない私は、生原稿や生イラストを見る機会がめったにないので、タッチや微妙な色づかいに(心の中で)、キャーキャー言って喜んでいました。やっぱり、生の絵はいいですね。絵を描ける人が、本当にうらやましいです。
イラストコンテストは、文字どおりのもので、投票によって豪華景品がもらえます。ただ、投票用紙の裏には、一言、メッセージが書けるのがポイント。私は書きませんでしたが。
おいおい・・・・と、自主ツッコミを入れる前に、言いわけ。実は、私が(イメージ的に)狂喜乱舞したのは(表面的には、私は無愛想で無表情)、自分的原画展。これはいくつかのサークル様が各スペースそばで、自作(カラーイラストから原稿用紙までいろいろ)をフリースタイルで展示するというもの。おもしろい。斬新です。売り場と、パネルというか展示物が一体になっている雰囲気で、これは『そうさく畑』で初めて見ました。同人誌即売場であるとともに、展覧会の一角のよう。アナログバンザーイ(意味不明・・・・)!
通りすがりの仮面ライダーならぬ私も、思わず見入っておりました。残念ながら、やはり好みの傾向はあって、自分的原画展に参加しているサークル様の本をすべて買ったわけではありません。それでも、つたないアンケートを書いてお返ししたら、きれいなポストカードをいただいたりして、うれしかったですよ。そして、最後に、まるで私を待ち構えていたかのように、『運命の同人誌』との出会いがありました。
その瞬間を、どう表現したらよいのでしょう。唐突に、心臓を鷲づかみにされたというか、萌パワーがエクスタシーとなって、足のつま先から脳天まで、一気に駆け上がったというか。とにかく、ある漫画同人誌のキャラクターにひとめ惚れし、どきどきしながら立ち読みしたら、踊り狂いたくなるのを必死でこらえ・・・・という、恋の病状態でした。しかも、その作者様か、または売り子様か知りませんが、完璧にいってしまっている私に対して、天使のような微笑とともに、本を手渡して下さったのです。これを運命と言わずして、何と呼ぶのでしょう?
もしかして、私はHPやペーパーでも同じことを繰り返しているかもしれませんが、いや、これからも何度でも申します。同人誌はやはり、よいですね。描(書)き手と読み手が間近にいて、感動をし合えるのですから。 しかも、この貴重な機会をもらえたのは、他ならない『そうさく畑』だったのでした!
いかがです、複雑な感想だったでしょう? 不満があるのは仕方ないとしても、私は『そうさく畑』は駄目だと、断じることはできません。交流もそうですけれども、貴重な出会いの場として、次回も参加するつもりです。
つくづく、『そうさく畑』が年一回の開催であるのが惜しいですね。私でできることなら、何かやりたいと思います。それでは。
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