« いたれりつくせりやさん、再見! | トップページ | 『いじわるばあさん』の感想 »

2009年9月20日 (日)

『カラー版 よりぬきサザエさん』の感想

 漫画、長谷川町子全集33巻の『カラー版 よりぬきサザエさん』(朝日新聞社)の感想を申します。ネタバレですから・・・・って、サザエさんを知らない人はいないでしょう!
 要するに、この作品集は『サザエさん』のベストセレクションということですね。とてもあざやかなカラー版なのですが、やはり作者の長谷川町子さんが彩色したのでしょうか? 人物の服や周囲の情景、小物に色はあっても、顔が白地のままだったり、あるいは背景がやはり白かったりと、漫画雑誌のフルカラーを見慣れている目には、やや違和感がありました。新鮮ともいえるのですがね。

 登場人物の細かい設定は、省略させていただきます。たぶん、『磯野家の謎』といった本の方がくわしいと思いますし、超メジャーですものね。それでも。

「アニメと原作は、まったくの別物だぁ!」

 というのが、私の正直な感想です。くわしく申しましょう。
1.波平は、呆れるほどダメダメ親父。
2.ふね(?)は存在感が薄いが、かなり気が強く、男性陣に仕返しをしたり、やりこめたりする。
3.ワカメもいたずら好きで、カツオに似ている。
4.マスオの趣味は、発明だ。
5.サザエはテンションが高い! おてんばで、おっちょこちょい(両方とも死語)、おまけに見栄っ張り。カツオに行儀よくと説教するくせに、自分はずぼらで、みっともない言動をする。調子よく、おべっかを使うこともある。
6.サザエ、カツオ、ワカメはさすが姉弟妹! そっくりだ!

 もちろん、アニメーションの長期化からして、とっくに原作は離れているのでしょうが、壮絶に手を加えられ、人畜無害な別物になってしまったことか。長谷川町子さんは、どのようなお気持ちで見ていたのでしょうね。それとも、大して興味がなかったのかもしれません。ちょっと気になります。それでは。

ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

|

« いたれりつくせりやさん、再見! | トップページ | 『いじわるばあさん』の感想 »

長谷川町子作品」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224628/48193793

この記事へのトラックバック一覧です: 『カラー版 よりぬきサザエさん』の感想:

« いたれりつくせりやさん、再見! | トップページ | 『いじわるばあさん』の感想 »