昨夜の『ポニョ』の感想
昨夜は、劇場用アニメーション、『崖の上のポニョ』がテレビで放映されていましたね。家事をしながら、ヤングマガジンや他の本を読みながら、B'zの曲をポータブルCDデッキで聞きながら、という無茶な状況で途切れがちでしたが(私とは正反対に、ダンナは大のジプリファン。ルパン三世も好き)、何となく最後まで見てしまいました。ちょこっと、感想を述べますが、ネタバレがありますから、ご注意ください。
ま、あんなもので、というか、ああいう夢も希望もある終わり方でよいのではないの、と思います。細かい部分で、ツッコミどころ満載でしたし、男の子が母親を呼び捨てなのは、どうも最後まで慣れませんでしたな。『A.I』だって、主人公の少年ロボットは、『母親を永遠に愛する』とプログラミングされた途端、モニカと呼んでいた女性を母親とみなし、ママと言っていたのにね。
それにしても、ヒロイン(?)のポニョに、どうして、登場人物達は全員、寛大、いや、甘いのでしょうか? ポニョが私の娘だったら、納屋か押入れに押しこめて、晩ご飯抜きの罰を与えてやるつもりなのですが(それでも、甘い!)。八百屋お七みたいに、事の発端が恋愛であれば、どんなことをしても許されるのでしょうか? あの水没騒ぎ(?)で、死んだりケガをしたりした人はいないから・・・・なのでしょうね。いたら、浮かばれませんなあ。
そんなわけで、全視聴者の中で、唯一、私だけがポニョにうんざりし、泡になっちまえと思いましたが、予想どおりのハッピーエンドでした。それでも、ポニョの弟妹達(?)は、すっごくかわいかったです。ポニョだけでなく、彼女の両親のお手伝いをするなど、なかなか働き者で、ころころ笑っていい子達です。
さらに、古代(三畳紀?)の化石魚達がたくさん泳いでいた光景には、羨ましくて、テレビ画面にかじりついてしまいました。私も、見てみたいぃぃっ!!
このように、私のポイントは、ずれまくっていましたが、とにかく感動したな、という良作(?)だと思います。それでは。
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