『ほんとにあった怖い話 霊障ファイル・心霊的危険物件特集』の感想
コンビニで購入した漫画雑誌、『ほんとにあった怖い話 霊障ファイル・心霊的危険物件特集』(朝日新聞社)の感想を申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。
今回は、割と地味な雰囲気ですが、小林薫さんの『影御前-住んではいけない・・・・-』はもちろん、三原千恵利さん特集で3本あるものは、なかなか、友人や知人の知人関係で、誰もが一度や二度は聞くであろうお話です。
山本まゆりさんの『黒い家の誘い』、『影御前』の風水的に悪い物件など、風水にくわしい私の知人にたずねてみましたが、「すべて正解」ということでした。だから、皆さん、突き当たりにある家、エレベーターの真正面にあるマンションの部屋、大きな建物の角がこちらを向いている部屋は、絶対によくありませんよ。
ちなみに、私がこうしてブログやHPをアップしたり、同人誌原稿を作成したり、小難しい読書をしたり、といった作業をしている部屋、通称「仕事部屋」は、中心から見て、ばっちり鬼門にあります。別に、不思議な現象は起こっていません。むしろ、妙にくつろいでしまうのが玉にキズです。鬼門が悪いとか悪くないとか、人にもよるのでしょうね。
三原千恵利さんの作品(割と初期のようで)を読みますと、私は三原さんが元々、強い霊感の持ち主だったのではないかと思っていたのですが、どうやら、何度も「思いがけない」心霊体験を繰り返す方のようです。『何かが憑いているⅡ』で、三原さんは、何かが憑きそうだと、先んじて察知できればいいのに、と述べておられましたが、霊感のある知人も、「自分は見たくて見ているわけじゃない。できることなら、見たくないんだ。見えるために、いやなやつに関わられてしまう。だから、わざと見えないふりをする」と言ってました。霊感があるとは、本当に大変です。ちなみに、『何かが憑いているⅡ』で、事故続発現場に登場する、肌色でしわだらけ、毛のないじいさんの首(地縛霊か? 正体不明)は、かなり不気味に描かれていますから、ご注意ください。
しかし、山本まゆりさんの『ふたつの霊道』にあった、人間の住めない土地、『影御前』の霊の吹き溜まりの部屋等、霊感のない私達は、どのように判断したらよいのでしょう? 事故物件とか、事前にわかっていたらいいのですけどね。営業トークばかりしていないで、誠実な不動産屋さんを見つけて、自分の直感に頼るしかないのでしょうか。それでも、不安なら、霊感のある知人に頼むしかありませんね。・・・・ほら、霊感のある人って、役に立ってくれてますね。ありがたいことです。それでは。
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