『ヤングマガジン』2010年№21+22の感想
漫画雑誌、『ヤングマガジン』2010年№21+22の感想を申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。私の印象に残った作品のみを取り上げさせていただきます。
『ケッチン』第39話(きらたかし)、シュウに言われるまで、ユウの気持ちがわからなかったとは、マコ、本当に鈍いですな。しかも、「あたしには 先パイが・・・・」と、独り言を返します。花火に見とれるうち、ユウとマコは偶然? 出会ってしまいましたが、失恋確定とわかっていても、ユウはマコに告白するのでしょうか? 私としては、して欲しいです。思いきり失恋して、大泣きして、成長してね!
『センゴク太平記』VOL.87(宮下英樹)、上杉不識庵謙信、果てり。上杉景勝、景虎、直江兼続といった、上杉家の重鎮は嘆くけれども、彼らの謙信に対する敬意と結束力の強さは感じられました。ラストのページで、織田弾正忠信長のどアップで、(君臨する他あるまい 内外すべてを敵に回そうと)と思案する場面は、迫力に満ちていました。魅せる画ですね。
『空手小公子 小日向海流』第405話(馬場康誌)、まどろっこしかったですが、「ずっと・・・・一緒にいてほしいんだ」。ついに、海流が七奈に、告白しました。普通、恋する女性なら、小躍りしそうなものですが、七奈は、「キミは格闘技 続けられる?」「いいかげん・・・・ちょっとだけでも 大人になろうよ」と、涙ぐみながら海流をさとします(この表情、とても真剣で痛々しくていい!)。海流は、「大人にはまだなれないけど・・・・(中略)七奈ちゃんのために チャンピオンになるよ/だから その時は・・・・僕のトレーナーになってよ」。七奈はそれでも、「今さら 信じられない/ずっと友達のままでいた方が お互い辛い思いしないでいい」と、涙を流しながら言い返しますが、海流は彼女を安心させるように、後ろから包みこんで、「でも・・・・僕は待ってる」と告げて、彼女の頬か唇?にキスした模様。七は頬を赤らめながら、うなずくのでした。うはーっ、青春の恋ですよ。初々しいこと!
『コッペリオン』PHASE5(井上智徳)、事実上のリーダーは、荊でなく、歌音になった? しかも、「オレら掃除係は 戦争しに来たんだよ ヒャッハー!」「別に おまえらの仲間になったわけじゃねー!/邪魔すんなら 今すぐ叩き落とすぞ!」と、極悪キャラ丸出し。案の定、円谷真奈は生存者へ、十数メートル四方が吹き飛ぶ熱エネルギー弾を放ちましたが、寸前で荊達が助けました。銀行にはなおも生存者がいるようですが、救出できるのでしょうか。真奈は今のところ、台詞がないのですが、どうしてあやつられているのか。歌音は今のところ味方ですが、いつ何時、以前のように、荊や葵を殺しにかかるか、わかりません。うーん、ハラハラする。
生理的に合わない作品が掲載されているから、以前は大好きだったヤングマガジンを読むのが辛い、そんな状況は今なお変わりません。まあ、たぶん、立ち読みの感想は申しませんが(記憶力に自身がないので)、手元にあれば、できるだけ投稿したいと思います。同人誌製作次第では、シンプルな形になることもありますので、ご了承ください。それでは。
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