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2010年5月24日 (月)

『カノジョは官能小説家』4巻の感想

 漫画『カノジョは官能小説家』(後藤晶 スクウェア・エニックス)4巻の感想を申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。
 姫崎未結羽(ひめさき みゆう)の陰謀編は意外な結末を迎え、インターバルっぽいギャグのエピソードがいくつかあって、私も、たらぁっと読んでいたら、ラストで黒鬼が大変なことに! さらに、4巻では、黒鬼(くろき)とアユミの本名が判明。黒木千尋(ちひろ)、竜ヶ崎(りゅうがさき)アユミというのです。では、あらすじ、行きますよ!
 黒鬼は、未結羽の挑発には乗りませんでした。「仮面の記憶」はあらすじこそ似ているが、キャラ設定、性描写ともに異なるため、未結羽は盗作していない、私の方が引き下がると、冷静に応じるのです。なおも逆上する未結羽ですが、マネージャーの久我山に励まされて、ようやく落ち着きを取り戻します。そして、一連のやり取りを見ていた編集の椎名は、黒鬼と未結羽のグラビアおよび小説のコラボを思いついて、発表。それが掲載された「SM官能小説」は好評で、盗作騒ぎは立ち消えになりました。

 次は、黒鬼のきわどいボンデージ外出実験、未結羽とアユミのモエロ対決、椎名と黒鬼の媚薬温泉取材と旅館騒動、黒鬼の過去を知る友人が現れたのに続いて、椎名のかつての知人女性も登場。
 旅館騒動で、妙に椎名を意識してしまう黒鬼は、椎名が朋香(ともか・元カノの妹らしい)と楽しげに話しているのに怒り、自宅へ戻ったところを、何者かに拉致されてしまいます。けれども、椎名は黒鬼に無視されていると思いこんで、頭を抱えていると、また朋香に出会い、続いて元カノの瑞希(みずき)がうれしそうに、「圭介」と呼びかけて、やって来ます。動揺する椎名。そんな折りしも、黒鬼はどこかの家の一室? で、手足を鎖に縛られ、布で口をふさがれた状態で監禁され、謎の男から、「立派なマゾメス奴隷に調教してあげるからね」と、言い渡されていたのでした。

 あぁ、どうなるの! バカ椎名! 元カノと妹に、ときめいている場合ではあるまい! 今度は、盗作どころではないぞ! 黒鬼、絶体絶命のピンチじゃないか! ・・・・というところで、終わりなんて、うがーっ! 次回が待ち遠しい!
 さて、人間を捨てた感想を述べて、失礼しました。予期したとおり、黒鬼、そして椎名の過去が語られようとしています。例によって、あらすじでは省略しましたが、黒鬼は結婚式で出会った友人から、黒鬼が年下とつき合うわけがない、以前に紹介してくれた大人っぽい彼とはどうなった、と問いかけられています。やっぱり、椎名より年上だったか、黒鬼。
 対する椎名も、瑞希ばかりか、朋香からも告白されて、両手に花状態。この姉妹、黒鬼のような大人の女でも、ギャル系でもない、小柄でかわいい感じの女の子です。まあ、椎名はやたらと鼻血を噴く以外の欠点はありませんからね。今さらながら、どうして姉妹と別れたというか、うまくいかなかったのでしょう? 姉妹は、元サヤに収まりたいのでしょうか?
 ま、黒鬼と椎名が恋愛関係になるのは、予想していましたから、10パーセントがっかりしつつも、90パーセントは納得しています。しかも、3巻以降、いいネタを思いついたら、即行で椎名に連絡するほど、黒鬼の方が夢中のようです。しかし、今回ラストの展開は、本当に危ないです。犯人は、黒鬼の元カレ? それとも、狂ったファンなのでしょうか? 謎を秘めているゆえ、次の巻への期待は高まりますね。それでは。
 
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