精神的鼻血その5『ヤングチャンピオン』の『バビル2世ザ・リターナー』
『バビル2世 ザ・リターナー』(原作:横山光輝 漫画:野口賢)#7より。学生服姿でないバビル2世が向かい合っている、今風の青年は、なんと変身したロデム! 彼らはマンションの一室で、ロデムが悪戦苦闘して料理したらしい、エビなどが入ったスパゲティーを、仲よく味わっています。
(食事できたのか、するのか、ロデム・・・・)
上記のように、バビル2世はロデムの料理下手を責めますが、ロデムはタメ口で、料理から今後の作戦まで語ります。これでは、しもべというより、先輩後輩みたいです。
重要な伏線を除いて、原作では日常的な場面を見ませんでしたから(たぶん)、違和感を通り越して、ものすごく新鮮。原作のロデムは、忠実だけど無機的なイメージがあり、「もっとこの二人、仲よくしたっていいのにな」と、ため息をついて残念がっていたのが、まさか、こんな理想的な形で、かなえられるなんて! 最後のロデムの台詞を読んだ瞬間、思わず、狂喜の精神的鼻血が!
けれども、相変わらず、ツッコミどころは満載なのですよね(少しだけため息)。しかし、今回は、あえて伏せさせていただきます。
どうやら、アメリカ軍も真剣に101(バビル2世)殺害計画を練っていますし、ついに登場したロプロスが、すさまじいことになっています。どうやら、私の予想を裏切っていただけそうで、少し期待しています。アンケートは、凍牌同様、「おもしろかった作品」に入れますからね。それでは。
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