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2010年6月25日 (金)

B'z稲葉浩志『Okay』の感想

 B'z稲葉浩志のソロシングル『Okay』の感想を述べます。ネタバレがありますので、ご注意ください。さらに、私は読書人で、音感はないし、曲も楽器も何もかもくわしくない、単なるファンですから、間違ったことを述べていましたら、ごめんなさい。

 収録されているのは、全部で3曲。作詞作曲、プロデュースは稲葉浩志。3曲すべての所用時間は、およそ13分だったでしょうか。

 01:Okay       
 Drums:Shane Gaalaas   Guitar:Stevie Salas Bass:Jara Harris
  02:Salvation
 Drums:Shane Gaalaas   Guitar:Rafael Moreina Salas Bass:Corey McCormick  Piano:Akira Onozuka
 03:マイミライ
 Drums:Shane Gaalaas   Guitar:Stevie Salas Bass:Jara Harris

  全体的に、なかなかいい感じでしたから、細かくドラムやベース担当まで載せてみました。
 では、一つ一つについて。

 2曲目、「Salvation」、電子辞書で見たら、「救い。救済」という意味だそうです。私の好きなフレーズは最初の方の。

  君は少しだけ やせたように見えるよ
  心配いらない 綺麗ですよ

 そして、最後にある。

  救いの手はどこから やってくるのでしょう
 (中略)
  君のいる場所を やわらかく 照らし出すあかり
  できるなら僕がそうありたい
  僕じゃだめでしょうか?

 何となく不安を抱えている毎日で、「僕」は無力かもしれませんが、互いをさりげなく思いやることこそ、救済であり幸せであるというメッセージを感じます。
 3曲目「マイミライ」、これはアップテンポでおもしろい曲です。「どういうこっちゃ」「プリーズ プリーズ プリーズ」「Hey Hey」などの掛け声? 合いの手がおかしい。相手を「アナタ」、自分を「アタシ」としているのも、今までにない感じです。間奏で、巧みなギターの演奏がありますが、私は、「もしかして、松本さんが弾いてるの?」と勘違いし、つい演奏者リストを見てしまいました(だから、上記のように書いたのです)。
 そして、1曲目で特典CDにも流れている「Okay」は、曲調がまるで夏の海風に吹かれているような心地よさを演出しながらも、その内容はかなりディープ。沈鬱で哲学的とも言えるほどです。つまり、繰り返されるフレーズからして、重いのです。

 Okay いつかくる ボクのいない世界
 真っ暗で静かな無限の空

 これは単なる別れというより、死別、永訣を意味しているのでは? とても、「Okay」なんて言える心情ではないはずなのに、こう続きます。

 Okay それならば もう少しだけアナタを
 長く強く抱きしめてもいいよね そうだよね

 命が有限で、自分達がはかないと自覚しているからこそ、強く、大切に愛し合いたいということでしょうか。切ないです。相思相愛の幸せにあるからこそ、別れを想像して苦しくなる。でも、だからこそ、愛し合おうという、ほのぼのしているとも、愛欲の泥沼にいるとも感じられます。それでも、曲調はあくまで軽快でさわやかなのですよね。

 初回限定盤CDですので、特典のDVDがあります。およそ5分間、 「Okay」の曲が流れる中、チャコールグレーのジャケットとスリムなパンツに生成り? のTシャツかタンクトップを着た稲葉さんが、ホワイトサンズの真っ白く輝く幻想的な光景を、ゆっくり歩いていく姿をとらえたものです。裸足なのですが、熱くなかったのでしょうか。ちょいと腕まくりもしています。やはり、何気にエロいです(すみません)。バストショットで、正面を向いてくれるシーンには、私に向かって歌ってくれているみたいで、ちょっとドキッとしました(はい、おバカです。ごめんなさい)。
 CDの感想は初めてですけれども、こんなのでよろしかったでしょうか? それでは。

 補足 DVDに出演していた、稲葉さんの服装と雰囲気について、少しだけ加筆修正しました。(2010年6月26日)

関連記事 B'z稲葉浩志のソロシングル『Okay』の初回特典DVD撮影地は、パワースポット!


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