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2010年6月 2日 (水)

『鉄腕バーディーEVOLUTION』2巻の感想

『鉄腕バーディーEVOLUTION』(ゆうきまさみ 小学館)2巻の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
 今回、アニメでキーポイントだった、中杉小夜香(なかすぎ さやか)が登場。浪人生のつとむの元クラスメートであると同時に、彼氏彼女の仲に進展するのでしょうか? アニメとは設定が異なりますけれども、重要な役柄のようです。
 では、これから、いつものように簡単にあらすじを述べますが、何しろ、登場人物が多いですから、初めて読む方は、充分に理解しきれないと思います(私の説明のまずさが、もっともいけないのですが)。よろしかったら、『鉄腕バーディー』全20巻を読んでみてください。

 アメリカのCIA? NASA? とにかく、謎の組織に動きがあります。月から持ち帰った、宇宙船らしいものを回収。アンカーマンが中心となって、宇宙人と折衝。組織の人々からは、「改造人間部隊」という物騒な言葉も。メンバーの一人に、バーディーの仲間である、カシュー・ゲーゼが潜入しています。
 一方、知り合いだった高柳縁(ゆかり)が、不倫心中死に偽装させられたことに怒りを覚えた、バーディー(&つとむ)は、変装してアグニケミカルの者と面会しますが、結局、無駄骨。アグニケミカル側は、架空データ使用の謝罪会見を行なったのみで、高柳の死亡は闇に葬られようとしていました。しょげこむ、つとむの元へ、早宮から同窓会のお知らせ。そこには、「お弁当の君」こと中杉小夜香が出席予定であることを告げられ、つとむは動転するのでした。
 2年前、つとむは不良にからまれていた中杉を、バーディーの怪力を使って助けたことが縁になって、中杉からお弁当を贈られていたことがあるのです。中杉はナカスギ工業というロボット製作会社の社長令嬢で、何不自由なく暮らせるはずだったのですが、PMIという会社に父の社が乗っ取られ、彼女は引っ越して、つとむと別れたのでした。同時期、バーディーとつとむに、危険な精神融合、つまり互いの人格が消滅しそうなきざしが現れたために、連邦の医師の決定により、急きょ、バーディーの意志を凍結することになったのでした(これが、1巻でバーディーが眠っていた理由)。
 同窓会は楽しく終わり、つとむは中杉とまた会うことを約束します。そんな折りしも、連邦の医療船が到着し、つとむとバーディーの精神融合の治療が行なわれます。それは数日間かかり、つとむは中杉との待ち合わせがギリギリ。中杉は同窓会の時のごついメガネをかけておらず、見違えるほど垢抜けてきれいで好意的でしたが、つとむは、自分ではなく、バーディーの力を借りたのだからと、2年前のことに、今なおこだわっています。
 時間が来て、二人は別れましたが、吉祥寺周辺で、突如として獣人(ビースト)出現! 中杉と、知り合いの河合ひな子という少女の乗ったバスを襲撃してきます。騒ぎを知って、つとむはバーディーに切り替わり、やっつけようとしますが、そこへ第4特務自衛隊(通称ザ・フォース、または特4)が登場。アンノウンの汚名を着ているバーディーは、やむなく衝突を避けて引き上げますが、自衛隊員は何とバーディーの力を借りずに、獣人を倒します。 実は、第4特務隊は椿参事官がアグニケミカルの開発した新薬によって、隊員の能力を増強させたのですが、吉祥寺の獣人は椿の秘密研究所から脱走した、氷川省吾の人体実験開発の犠牲者の一人でした。その獣人は、ひな子に何らかの関わりがあったらしいのですが、空しく捕縛されます。
 第4特務隊のメンバーは、5人。勝呂(すぐろ)、久鬼田(くきた)、姫野、石動(いするぎ)、そして、つとむの元クラスメートでバーディーに恋していた、千明(ちぎら)! 手柄を立てた彼らに、椿は、本番はこれからで、「我々の敵は上から来る。」と、はっきり告げるのでした。

 た・い・へ・ん・だぁ! アメリカと自衛隊で、クリステラ・レビが援助しているであろう、アグニケミカルを通じて、恐ろしい能力強化兵士が生み出されています。しかも、氷川の部下は、体力は増強されても、人格と知能は失われていたのに、第4特務隊は一見、まったく普通の青年達。たぶん、彼らが束になっても、バーディーにはかなわないでしょうが、そうなったら、最悪の場合、バーディーが彼らを殺すかもしれない? そんなぁ! あんなにつとむと仲がよかった千明を、殺してしまうのはやめてほしいです。
 吉祥寺の獣人は、まったく言葉を発しませんでしたが、どうやら、ひな子の行方不明だった父親のなれの果てのようです。せっかく、娘に会えたのに、わかってもらえず、自衛隊員からボコボコになぐられて、引き離されるとは、気の毒です。
 他に、小柄でせこせこした、椿参事官の悪人ぶりが目立っていましたね。氷川のようには目立ちませんが、真面目そうな顔立ちで、「そういう連中は死ねばいい。」と、断言するところなぞ、案外、こういうタイプはいそうで怖いです。
 お色気シーンはありませんでしたが、77ページ、15話の扉絵、浴槽につかりながら、「つとむの出番 ばーっかし・・・・」と、ぼやくバーディーのヌードは、なかなかナイス。つくづく、バーディーはムチムチ系のナイスバディーだなと思いました。今さらながら、彼女のよさを生かさなかった、以前のアニメを想起して、ムカッときてしまいます。いや、今はそれはそれ。次も楽しみです。それでは。

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