週刊『漫画ゴラク』2010年2216号の感想
週刊『漫画ゴラク』2010年2216号の感想を申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。
上記写真は、『激マン!』(永井豪&ダイナミックプロ)第3話より、女デーモン、シレーヌの決定までのいくつかのイラスト。いかにも女悪魔的で、美しくて恐ろしげなあの決定イラストも、扉絵の他、作中に描かれていますが、乳丸出し絵の公開は、私としてもためらわれますので、やめました。でも、本当にコワキレイですよ。興味のある方は、この週刊漫画ゴラクまたは『デビルマン』の単行本のご購入をお勧めします。
(はい、これが昨日の、「詰まったぁ!」と、私が半泣きになりましたが、無事に取り出せた、ミニSDカードのデータです)
もう一つ、漫画の『デビルマン』で、デーモン軍団で最強の、「サイコジェニー」(精神をつかさどる悪魔)のイラストもありましたが、あまりに気持ちが悪くて迫力がありすぎですので、お見せいたしません。下手をすると、先日発売された、『ほんとにあった怖い話』(朝日新聞社)掲載の『禁断の画像』(横嶋やよい)のエピソードのように、不幸や不運を招きそうですから。
どうやら、『激マン!』は、漫画やアニメの製作秘話と絡めながら、永井豪さんの現在のタッチで名場面を描いていくというスタイルになるのではないか、と予想しています。飛鳥了が不動明に、悪魔の実在を証明するため、不気味な悪魔像を明の頭にかぶせようとするシーンは、まるで了自身が悪魔のようで、妖しかった、そしてエロかった(すみません、私はそういうやつです)! 自分がいいと思うことを強引に勧めるから、了はO型っぽいですなあ。そして、明は了の気迫にひるみ、像をかぶせられる寸前、実に不安そうな表情をしているのも(自主省略。腐っていて、ごめんなさい)。元アシスタントで、あばしり五ヱ門のモデルだった石川賢、脚本家の辻真先など、実名バリバリで登場してきます。けれども、少年チャンポン、少年ヨンデー、少年マンガ人は、すぐにあの少年漫画誌とわかりますが、どうしてそこまで変な名前にしたのでしょうか? 来週は休載(あう!)。願わくば、以前、永井豪さんは『デビルマン』終了近くで、体調を崩されたことがあったそうですので、今回もぜひ、注意していただきたいものです。
週刊漫画ゴラクは、隔週連載作品があるようですね。印象に残ったものを、いくつか挙げます。
『江戸前の旬』(作:九十九森 画:さとう輝)第565話、お酒、おいしい食べ物、それらにまつわる人々の思い出や想いというのは定番なのでしょうけれども、今回の入梅イワシの料理はおいしそう。「お前もマイワシのように どんなに馬鹿にされても 歯を食いしばって成績を残せ」、登場人物名がわかりませんけれども、いい言葉です。これから出回るイワシが食べたくなりました。
『酒のほそ道』(ラズウェル細木)第784話、今回の注目は料理ではなく、主人公が着ている麻混のシャツ。「思った以上に快適(中略)なんだか姿勢や気持ちまで シャキッとする」「通気もよくて涼しいんだよね」。そうそう、本当、私も麻やコットンリネンの服は、大大好きです!
『天牌』(原作:来賀友志 劇画:嶺岸信明)第547話、四者四様、さらに周囲で見守る男達の、静かな緊張感、迫力、貪欲さ、緻密な計算が、静かに、でも、じっとりと重く伝わってきます。ああ、私、もっと麻雀のルールや計算法を覚えたいです。
コラム『アダム徳永のSEX&LUCK!!』Lesson.5「正しい『オッパイ愛撫法』」、ほぉら、私の予想したとおりですよ。乳房は、強く揉めばいいってものではないでしょうが! アダム徳永さんお勧めの超ソフトタッチ、じらしテクニック等、言葉責めや羞恥責めとプラスすれば、私の小説の演出として、充分に使えそうです。 自主ツッコミをするのも見え透いていますので、素直にお礼を申し上げます。ありがとうございました!
さあ、次号の感想も投稿するかどうかは、今のところ不明です。夏コミの当落にかかっているでしょうね。それでは。
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