« 『土竜の唄』(高橋のぼる)22巻の感想 | トップページ | 『週刊漫画ゴラク』2010年№2222の感想 »

2010年7月16日 (金)

『月刊ヤングマガジン』2010年№8の感想

 さて、どことなく陰りがあってセクシーな(いい意味で)川村ゆきえちゃんのグラビアが載っている、『月刊ヤングマガジン』2010年№8の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
 どうして、ヤングチャンピオンより、月刊ヤンマガは私を気恥ずかしい気分にさせるのだろうと、考えてみましたが、どうやら、その理由は、登場するヒロインに、女子高生か女子高生っぽい少女が多いから、であるようです。パッと見た限り、『はじめてだってば!』『ラブプラス』『Kiss×sis』『ミニマム』『レッツ☆ラグーン』『ツナミ! ちゅー意報』『エンジェルフェイク』『こみっく☆すたじお』『けももの』と、ラブコメと萌えのオンパレードですわ。できることなら、大人向けエロつきの三角関係ラブサスペンスなど、私は希望いたします。

 そのエロですが、『nude』(原案:みひろ 漫画:オジロマコト)第9話、彼女がAV女優というのは、つき合いにくいのはわかります。でも、自分の浮気を棚に上げて、みひろを公衆便所女呼ばわりは、ひどいのではないでしょうか。こういう不誠実な男に限って、ストーカーになるのですよね。みひろは、そんないやな元彼と切れられるでしょうか。それよりも、親友のリカがレイプされ、みひろの実家近くの塀に、ヤリマンなどの悪口が書かれるとは、大変なことになりました。みひろ、がんばれ! 9月18日に、『nude』が上映されるそうですが、見に行ってみたいです。
『グランス・バズーカ!』(太田竜弘)、海水浴にやって来た、貴之+グランス、理沙、一美。グランスがいつものメイド服でなく、水着姿なのが、かわいい。それでいながら、理沙の背中にいたずら書きしたり、暴走族レディーにセクハラしたりと、やることはまるっきり、スケベなオヤジですな。そこがおもしろいからいいのですが、そろそろ、貴之にジェラシーを感じないの?
『けももの』(遠藤弘昭)最終話、モモはめでたく任務を果たして、まといとお別れしたけれども、すぐに戻って来ました。いかにも私の好きそうな下ネタ満載の漫画のはずなのに、モモが半人半犬のせいか、エロよりもグロに近く感じられて、やや引き気味でした。単行本は、9月6日に発売されるそうですよ。
『山風短 第二幕 剣鬼喇嘛仏(けんきらまぶつ)』(原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき)新連載です。佐々木小次郎に勝利した後の、長岡与五郎興秋(ながおか よごろうおきあき)が武蔵に戦いを挑みます。細川忠興の世継ぎで、母親のガラシャの美貌を持つ彼ですが、武蔵は一閃で勝負を決めます。与五郎は逐電してしまいますが、細川家忍び組には、頭領の孫娘、登世(とせ)がおりました。始まったばかりで、どうなるのやら。カラー扉絵を見れば、与五郎と登世が、男女和合の仏神のような姿にて戦うそうです。ちなみに、同じ原作者と漫画家による、『山風短 第一幕 くノ一紅騎兵』は、8月6日に発売されるそうです。これといい、『くノ一紅騎兵』といい、司馬遼太郎さんでは挫折してばかりの私ですが、山田風太郎さんの原作を読んでみたくなります。
 今回のワタシ的イチ押しは、『ちぇんごく』(絵:宮下英樹 文:本郷和人)第二回。三頭身キャラがおバカみたいでも、ふざけていても、おもしろいのだからよし! まして、日本史オンチの私にも、わかりやすいコラムなのだから、なおさらよし! それでは。


ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

| |

« 『土竜の唄』(高橋のぼる)22巻の感想 | トップページ | 『週刊漫画ゴラク』2010年№2222の感想 »

漫画雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『月刊ヤングマガジン』2010年№8の感想:

« 『土竜の唄』(高橋のぼる)22巻の感想 | トップページ | 『週刊漫画ゴラク』2010年№2222の感想 »