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2010年7月 2日 (金)

『ほんとにあった怖い話−泣ける心霊体験特集』の感想

 昨夜にアップしようとしたのですが、内容が内容だけに、怖くてできなかった、コンビニ版『ほんとにあった怖い話−泣ける心霊体験特集』(朝日新聞社)の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
 今回は、『泣ける』とうたわれているせいか、怖いよりも、不思議、あるいは死別した肉親や知人との情愛に心動かされる、というパターン。人気の『魔百合の恐怖報告』(山本まゆり)シリーズは2本掲載されていますし、霊感ママシリーズの『もとめあう声』(高野美香)もあります。だから、怖い話が苦手だけど、「ほん怖」に興味がある方にはお勧めですね。
 ただ、私としては、今回の読者の心霊体験投稿版が、5つの話のうち、知らないのは2つだけでしたので、少々物足りなく感じました。

 特筆すべきは、【原案】神楽ゆう、【漫画】堆木庸の『心の処方箋 インナーメディスン』シリーズが2話あったことです。これは、コンビニ版で初めてではないかと思います。どのお話も、催眠によって潜在意識にアクセスし、クライアントが忘れていた遠い過去、あるいは前世のトラウマを見つけ出し、場合によっては、ハイヤーセルフ(高次の自己。守護天使みたいな存在でしょうかね)や他人と対話することもできるという、ヒプノセラピー(催眠療法)の過程と結果について、くわしく説明する、というふうになっています。私は第二話「僕の中の怪物」が、特に印象に残りました。巨大で醜い怪物の正体は、クライアントのサブ・パーソナリティー。セッション終了後、クライアントはサブ・パーソナリティーを否定や非難をするのでなく、優しく包みこむように接することによって、自身の不安や恐怖を軽減するようになったそうです。もしかして、道理に合っていようとも、「私は○○だからダメだ!」という自己否定は、自分いじめであり、百害あって一利なし、なのかもしれませんね。
『魔百合の恐怖報告』のうち、「届けられた思い」は、相談者が私同様の既婚女性であるため、切実に感じられました。うまく好意を伝えられず、無理難題を言う姑のエピソードは、幸い、私の身近にそういう義母はいませんけれども、クレーマーは増えてきていますね。そういう人達は、自分で自分の首を締めているようなものかもしれません。
「人は皆一人では生きていけない」というのは、ある歌の詞ではありませんけれども、真実なのでしょうね。どんな些細なつながりも、大切にしていった方がいいということなのです。うぅ、これはとても深くて重いですね。それでは。


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