『週刊漫画ゴラク』2010年№2222の感想
『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)2010年№2222の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
『激マン!』(永井豪&ダイナミックプロ)第7話より、デビルマンの章、続行中。上記写メは、後戻りできない扉の前で、了の父が残した恐怖の遺産を引き継ぐことを決意し、固く握手し、互いに見つめ合ったまま、無言で涙する、明と了。『デビルマン』本編を読んだ頃、作品の恐怖感、グロテスク、残忍描写にばかり、注目していましたが、永井さんの現在のタッチで改めて読むと、彼らは美少年であるだけに、何と妖しいこと。私は耐えきれず、精神的鼻血っ! ところで、明は帰宅途中ゆえ学生服ですが、バビル2世もそう。私はもしかして、無意識のうちに、学生服美少年フェチになったのではあるまいな? うわっ、精神的全力現実逃避! 他の見どころは、ながい激の兄、永井ヤスタカが出演していることです(永井ヤスタカは、もちろん、永井豪さんの・・・・)。永井ヤスタカさんの小説は何度か読んでいますから、相当過激な人ではないかと想像していましたが、割と穏やかそう。デビルマンやがギャグは、相談しながら構築されていたのですね。
今回は、漫画が不作でした。コラムの『アダム徳永のSEX&LUCK!!』Lesson.11は、彼女がくすぐったがることは失敗ではなく、「気持ちいい」の一歩手前の状態にあるということだそうです。「パームタッチ」という、手のひら全体で優しくさすって女性をリラックスさせてから、ゆっくりと、アダムタッチにシフトするとよいそうです。ふむふむ、なるほど。実は、私は「大嫌いな相手なのに・・・」というパターンを研究中ですので、参考になりました。
さて、『週刊漫画ゴラク』の感想は、これで恐らく、最後になります。『激マン!』が連載されていますから、立ち読みはしますけれども、私は物覚えが悪いため、レビューできません。購入をやめるのは、HPで述べたと思いますが、私の苦手な漫画家様の連載が始まるからです。P306のプレゼントコーナーを見るだけで、「勘弁してくれ」と、悲鳴をあげそうになりましたもの。日本中で、あの方の漫画を避けているのは、私だけかもしれませんけれども。
それでは、『週刊漫画ゴラク』、どうもありがとう。しばらく、さようなら。
ご協力お願いします。
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