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2010年7月 8日 (木)

『みんな自分ちのネコがいちばんカワイイと思ってるんでしょ?』(むらさきまこと)1巻の感想

 漫画『みんな自分ちのネコがいちばんカワイイと思ってるんでしょ?』(むらさきまこと 双葉社)1巻の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
 今週もまた、漫画アクションをロストしてしまった私ですが、この『みんな自分ちのネコがいちばんカワイイと思ってるんでしょ?』は、お気に入りの一つです。長らくブームが続いている、猫漫画および猫雑誌に、私は今一歩、乗れないのですが、これはおもしろい。なぜなら、「ウチのネコ、かわいい!」という、のろけに終始せず、ネコも周囲の人間達も、なかなかブラックに描かれているからです。
 登場ネコは、椿(つばき)家の飼い猫、おまめ、一才半、ブチ、♂。ムーニー、一才半、スコティッシュフォールド、♀。パルナス、三才、ロシアンブルー、♂。にゃーも、二才、三毛、♀。ポン、二才、キジトラ、♂。野良は、セガール、六才、ミックス、♂。ぴこりん、二才、ミックス、♀。もっち、四才、ミックス、♂。登場人物は、おまめの飼い主で高校一年生の、椿よもぎ。よもぎの姉で大学二年生の柚(ゆず)。ムーニーの飼い主で、キャバ嬢の桜沢れんげ。などなど、かなり大勢です。
 一話完結ですが、おまめのいつもの朝について描かれた第0話、加えて、お話とお話の合間に短いおまけ漫画が描かれているのは、書下ろしなのでしょう。登場ネコ達に囲まれた柚が、おまめを抱いてウインクしている表紙はかわいいですが(大きなタイトル文字が、赤やピンクのグラデーションなのも、キュート!)、カバー下には、おどろおどろしいイラストと、セガール漫画があり、なかなかお得な一冊です。

 ネコと人間の織り成すコメディですから、笑えます。ネコ好きだけど飼えない方は楽しめるし、実際にネコを飼っている方は、「あるよね〜」と、うなずけるのではないでしょうか。ネコというものは、かわいい外見をしている反面、おまめのように、虫を好んで食べるなど、とんでもない性格・性質を持っており、ネコ好きと飼い主を悩ませるのですが、そこがまた、かわいいのですよね。
 そして、登場ネコと人物は、ネコと飼い主という立場であっても、ほぼ対等です。言葉は当然、通じませんが、鳴き声+表情+しぐさ+心の声で、コミュニケーションしています。そういうところが、おもしろかわいいです。
 私が好きなのは、第2話、ギャル風の派手なアイメイクを終えた桜沢れんげが、「どおかしら?」と言って、鏡に向かった瞬間、真正面を向いて写ったムーニーもまた、すごい眼力を発揮して、(なかなかいいわね)と同意しているシーン。ネコと飼い主は似るといいますが、本当ですね!
 そして、第9話、野良と間違われて、マンションの一室に閉じこめられていた、おまめが、その女性に激しく反抗します。が、彼女はおまめの首輪を拾ったため、あっさりと、泣き笑いの表情で承知して、しみじみ言うのでした。「あんたは・・・・愛されてんだね・・・・」。おまめは頭を撫でられながら、(む・・・・トーゼンです)と、胸を張ります。かわいいというか、小憎らしいというか! 失恋した彼女は、雑誌編集者ですが、元気になって再登場してほしいです。
 登場ネコの中では、あまり出てきませんでしたが、野良の、ぴこりんが強烈でした。魔性の女がいるように、魔性の♀ネコというのもいるのですね。愛らしい雰囲気で、けなげな態度をよそおい、♂達を天秤にかける、ぴこりん。こんな恐ろしいネコを好きになってしまった、ポンの先行きが心配です。
 そういうわけで、さすがにネコが嫌いな方にはオススメできませんが、ネコ好き様、動物好きの方が楽しめる内容です。私は2巻も買いますよ。それでは。

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