『週刊少年チャンピオン』2010年№38の感想
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2010年№38の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王伝説』(車田正美)、連載再開だそうです。登場人物は天馬、瞬、シジマ、シオン、水鏡。表紙は一輝が描かれていましたけれども、本編ではまだ登場していない模様。読んでいて、既視感が、既視感が。大ゴマ使い、好き嫌いが分かれるかもしれない黒っぽい画面、これはジャンプ系作家様の十八番? おもしろいかどうか、判断しかねます。
『みつどもえ』(桜井のりお)199卵性、かわいいよ、三つ子。しかし、浴衣姿で戦隊ごっこをされると、チラ見えする足がエロいよ。かわいければ男女問わず、という、とんでも主婦(私だ)がねらっているから、注意しようね。
『弱虫ペダル』(渡辺航)RIDE.123、新開のディープな過去。周囲を見つめられる余裕ができた新開は、塚原卜伝みたいになったのでしょうか。彼の価値観を揺るがした、子ウサギが何気にかわいいです。
『ナンバデッドエンド』(小沢としお)第87話、剛の退学、いったん白紙状態に。喜び浮かれる友人達。うれしいのか、実感がないのか、傷だらけの顔でボーっとしている剛が、妙に受臭くてかわいいのです。もしかして、学校側と、またもめそう?
『侵略! イカ娘』(安倍真弘)第150話、イカ娘と仲よくなりたがって、逆にドジをやってしまう早苗がおもしろい。そして、いかにも優秀そうなアメリカの三人の学者は、3バカトリオでしたか。楽しい漫画ですな。
『ハンザスカイ』(佐渡川準)第30話、主将の青柳、不良を一瞬で倒して半座を救う。空手部のみんなも、半座を受け入れる。王道で定番のストーリー展開でしょうが、ラスト近くの居場所を見つけた半座が、ぼんやりした顔から頬を赤らめ、感無量で道着を握り締めるところはヨシ!
『シュガーレス』(細川雅巳)Vol.29、私は正直申して、まだこのお話がつかめていません。でも、目つきの悪いイケメンがぞろぞろ出てくるから、目が離せませんね。女性ファン、結構多いのでは?
『出陣!! ムショ高排球軍』(栗元健太郎)第4戦、私が少年チャンピオンを購入した理由が、これを読みたかったからです。監督である「将軍」に、呉露槻(ごろつき)、デフロに加えて、二年レギュラーが登場。目だけが無駄に美しい、巨漢の平行伸(たいら ゆきのぶ)、美形なのにボールの変なかぶりものをしている副キャプテン。さらに、公家? の、たかし麿。主人公の天馬(余談ですが、週刊少年チャンピオンには、テンマがいっぱいいますね)以外は、見事に変人、いや、外見も中味も超個性派ぞろい。そろそろ、ギャグになってきたかと思いきや、副キャプテンは、「3年もやってベスト4止まり/悠生の弟なら 血は悪くないのにね」と、天馬にとって、一番痛い台詞を投げかけ、1年と2年の勝負に。才能の二年VS努力の一年、勝つのはどっち? そして、もし負けてしまったら、天馬はまた、才能にまさる兄の悠生に及ばないことを実感するのでしょうか。重い、重いよ、この漫画。本当に、バレーボール部コメディになるのでしょうか。このアンバランスさ、他の漫画作品にもあるかもしれませんが、私はやっぱり見逃せません。がんばれ、天馬! 君のために、次回も買うからね。それでは。
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