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2010年8月17日 (火)

『ほんとにあった怖い話』2010年9月号の感想

『ほんとにあった怖い話』(朝日新聞社)2010年9月号の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
 今回は、とてもバランスがよく、とことん怖い話もあれば不思議話、実用的なエピソードもありと、初心者からオールドファンまで、使える、楽しめる内容です。読者体験だって、「凶相の家」ですからね。
 それでは、まず、古代史の謎を霊能者寺尾玲子さんが解き明かそうとする、『永久保異聞 闇の考証 謎と伝説の女王~卑弥呼を追え!!』(永久保貴一)から行きます。結論として、現在、注目の的になっている奈良県の箸墓(はしはか)古墳は、卑弥呼の墓ではありません。時代が合わない上、卑弥呼の治世は戦争中だったのに、平和な遺物しか見つかっていないからです。それでも、寺尾玲子さんをしのぐかのような強烈な霊能者が古墳の主であるなど、大和朝廷誕生の地は謎と神秘に包まれています。
『硝子心眼シリーズ 鎮守之杜』(月嶋つぐ美&上杉かや)、科学が発達して、夜がすっかり明るくなった今でも、神様は杜にいるようです。そして、古い歴史を持つ京都では、伏見稲荷大社で石が激怒し、ある神社には恐るべき呪術が行なわれている? このお話、神経に来る怖さですよ。でも、伏見稲荷大社には参拝してみたくなりました。私、石好きなので。
 ところで、巻頭特集の「ニッポン異界奇行」も、霊感のある方々や漫画家さんが、パワーストーンについて語っていますよ。取り分け、神楽ゆうさんの、浄化用とプラスイメージ用の二つの石を使って行なう、ストーンヒーリング法は、まったくの初耳でしたので、とてもためになりました。カラー写真もきれいですし、石やパワーストーンに興味のある方は、ぜひ購入してみてください。

『霊感ママシリーズ 導かれた客』(高野美香)、不幸な境遇に苦しみ、失意のまま亡くなる方はいても、その人を受け止め、友人や家族として、愛情をそそげば、助かるということですね。これは実生活でもいえます。心にジンと来ました。
『心の処方箋 インナーメディスン 第32話 伝達の行先』(原案:神楽ゆう 画:堆木庸)、心にあった思いを伝えられるかどうかによって、人生は劇的に変動するのだそうです! 幸福とは、たった一人のか弱い者が死に物狂いでしがみついて得られるものではなく、かけがえのない人達と分かち合うことで感じられるものなのかもしれません。メール、電話、手紙、あるいは直接話すにせよ、正しく心の内を伝えることは、とても大事。
『特集 凶相の家 第二話 黄色い蜘蛛』(投稿者:福岡県 くりちゃんママさん 漫画:鯛夢)、川に囲まれた家は、そりゃあよくないでしょう! 『第四話 気になるお隣さん』(投稿者:長野県 怖い家はいや! さん 漫画:中澤泉汰)、すぐそばに神社やお寺、墓地もちょっと・・・・。霊感のある知人が言うには、よどんだ流れや池、腐って悪臭を放つ水、ヘビ、雑草ボウボウも、よくない条件だそうです。ご注意ください。それでは。

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