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2010年9月10日 (金)

『鋼の錬金術師』(荒川弘)22巻の感想

 漫画『鋼の錬金術師』(荒川弘 スクエア・エニックス)22巻の感想を申します。ネタバレがありますから、ご注意ください。
 プライドは影による圧倒的パワーで、グリード、エドを責め立て、彼らは苦戦しますが、そんな折りしも、ホーエンハイムがアルとともにやって来ます。そして、ホーエンハイムは地面を盛大にドーム状に隆起させて、アルとともにプライドを押し包み、動きを封じてしまいます。ホーエンハイムは光がなければ影を生じさせられない、プライド唯一の弱点を突いて、ホムンクルス側に対抗するまでの時間稼ぎをしようとしたのであり、エドもやむなく承知します。

 セントラルでは、マスタングが中心となって、ホークアイ、ブレダ、フュリーと一緒に、大総統夫人を連れて、軍と交戦状態になります。数こそまさる軍でしたが、マスタングも彼らの部下も優秀なので、負傷者続出。同時に、アームストロング少将のブリッグス兵も現れ、帰還したマリア・ロス(久しぶりだね)も合流します。
 アームストロング少将が軍トップを制圧し、エド、スカー、ホーエンハイムらは地下に通じる第三研究所へ突入、順調に進んでおりました。しかし、焦った軍将校が、賢者の石を使って人造人間? に魂を定着させて動けるようにしますが、これが敵味方区別なく噛みつき、引き裂いて襲いかかり、銃が効かないという、凶悪なシロモノ。軍人はひとたまりもなく殺され、エド達もピンチにおちいります。また、キンブリーがセリムの位置を察知して、土のドームを破壊して救出。足が壊れたアルですが、賢者の石によって修復、復活。キンブリーとプライドに立ち向かおうとします(惜しいですが、アルの出番はここまで)。
 エド達と別方向? から地下に入ったメイ・チャンは、もちろん人造人間に襲われて、必死で抵抗します。そのどさくさに、虫だったエンヴィーが逃げ出し、人造人間を取りこんで、またたく間に元通り(いつもの長髪の少年の姿ね)。軍トップを完全に掌握しようとしていたアームストロング少将ですが、途中でホムンクルスのスロウスに遭遇、剣を取って構えます。
 エドとスカー達は出口をふさぎ、人造人間の地上流出を防ぎます。単独行動を取っていたホーエンハイムは、ついに、自分と瓜二つの、お父様=フラスコの中の小人と遭遇。アルVSキンブリーとプライド、マスタング部隊VSセントラル軍、エド&メイ・チャンVS人造人間達(それとも、エド&メイ・チャンVSエンヴィー?)、アームストロング少将VSスロウス、ホーエンハイムVS小人。最強の猛者同士による戦いが今、始まろうとしています。

 はーっ、21巻を読んでから、ずいぶん間が開いてしまいましたので、「どんな話だっけ?」と、私は読み直してしまいましたよ。好きな作品ならば、せっせと読まないとね。
 今回はシンプルにあらすじを書いたつもりでしたが(「どこが?」なんて、たずねないで!)、それでも、登場人物が多い、多い。途中からお読みになることは、とてもお勧めできません。
 しかし、紅林の感想を、と求められると・・・・特にないのですな、これが。おもしろくないわけではないのですよ。ただ、展開が駆け足で、読むだけで精一杯でした。私は、『鋼の錬金術師』はまったく精神的鼻血や萌えと関わりなく、設定や展開のおもしろさ、場の盛り上げ方を楽しんで読んでいますから。キャラクターの魅力は・・・・うーん、ないわけではないのですが、アルとエドは好きですけど、よこしまなことは考えられませんね。
 あ、そうそう。あらすじで省略しましたが、軍用の人造人間が猛烈にグロテスクです。一つ目で無毛、筋肉質の男性の体格をしていますが、「おぎゃあああ」「ぎゃあああ」という、赤ん坊に似た、異様な絶叫を発します。これが束になって襲いかかるのですから、ホラー映画みたいです。ダークファンタジーとは、よく表現したもの。次は本当に、どうなるのでしょう。それでは。

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