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2010年10月13日 (水)

『みつどもえ』1巻(桜井のりお)の感想

 漫画『みつどもえ』1巻(桜井のりお・秋田書店)の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。

 何度か、週刊少年チャンピオンの感想でも、『みつどもえ』を述べておりまして、最初から読んでみよう、と思い立ったのが購入のきっかけですが、これがおもしろかった!
 内容は、鴨橋小学校6年3組に在籍する、日本一似ていない丸井家の三つ子姉妹が主人公。言動がきつい女王サマ性格の長女みつば、体育会系でおっぱいフェチの次女ふたば、暗い雰囲気でクラスから孤立している、三女のひとは。三つ子の父親、丸井草次郎。
 加えて、赴任したばかりの新任教師、矢部智(やべ さとし。「矢部っち」と呼ばれています)。猛烈にドジな保健医、栗山愛子。ふたばのリアルおっぱい絵に、なぜか寛容な野田校長。クラスメイトは、心霊現象ファンの松岡咲子、健康優良男児の千葉雄大、優等生の佐藤信也。連載が進んでいる今では、もっと多いはずなのですが、取りあえず、1巻はこのくらいでしょうか。
 上記で、すでに「おっぱい」を連発しましたけれども、作品の中でリアル乳はありません。パンツは飛び交っても、パンチラはゼロ。かわいい女の子達が主人公である以上、どうしてもエロに走りそうなのに、実際の行為はないのです。このギリギリ感が、むしろエロいような、しょせんコメディだからエロくないような、独特の味わいを出しています。それでいて、オチは決めているし、最初のお話を除けば、どれもわずか8Pで終わるのに、超絶濃厚な一話完結スタイルです。読みながら、私はこの漫画が四コマのように思えてなりませんでしたよ。
 惜しむらくは、1巻であり、連載開始間もないせいか、絵がまだ安定していないことです。1卵性(この漫画では「第1話」ではなく、1卵性、2卵性と「卵性」と、つけて数えます)「良い子悪い子恐ろしい子・・・・!!」では、クラスでゲームをやるのですが、大勢の子にまぎれて、三つ子が区別しにくいです。
 結局、私はこのアニメを1度も視聴できませんでしたが、保健室が大変なことになる(具体的には書けません!)、5卵性「コードネームはたゆん 合言葉ははわわ」など、放映されたのでしょうか? 私のお気に入りは、ハムスターのチクビ(このネーミングは、もちろん、ふたば!)が登場する、3卵性「乳首券大人買い」。三つ子のドジのために、お父さんがひどい目にあう、11卵性「お父さんは心配性な不審者」。パンツ、何枚描かれているの? とツッコミを入れてしまいたくなる、19卵性「白い恋人」。かわいい女の子達のギャグを読んで、クスリと笑うのは久しぶりだったような気がします。2巻以降も購入して、感想をアップしていきたいですね。それでは。

(参照)
『みつどもえ』3、4巻(桜井のりお)の感想

『みつどもえ』2巻(桜井のりお)の感想

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