『プレイコミック』2011年3月号の感想
『プレイコミック』(秋田書店)2011年3月号の感想を申します。ネタバレは避けながらも、ありますので、ご注意ください。
ツイッターでも申していましたが、『めしバカ』(ロドリゲス井之介)第二食のミートボールは、料理してみて非常に美味でした。主人公はすっとぼけたマイペース人間ですが、上司のパワーハラスメント、取引先の無理難題など、食以外のエピソードはリアルでシビアですな。それだけに! ミートボールとウインナーのおいしさが、際立つというもの!
『極道の食卓 獄中編』(立原あゆみ)「二品目 いじめ飯」、冒頭の朝ご飯(夢オチだったけど)、超おいしそう! 独居房から雑居房へ移ったけれども、久慈の苦労は続きそう。子供虐待エピソードは、本当に痛いです。あまり読んでいなかったので、言及しませんでしたが、久慈はいいやつなのかな。まあ、極道にもなれない、ろくでなしの人間も存在することを、誰かから聞いたことがあります。
『FOOD BROKER ハイエナ』(原作:九十九森 漫画:旭凛太郎)第2話、オチは大体、予想できましたが、大上、食にたずさわっている割に、本人は食えない男ですな。
『マーメイド』(原作:桜小路むつみ 漫画:フルヤヒロム)第6話、メバル釣りは、魚住の圧勝っぽいけど、伊崎がすんなり引き下がるはずがない! 何やら、波乱含みの「続く」。気になります。
『はがし屋拳士』(水穂しゅうし)第12話、もしかして、拳士、初めてのピンチ? 負けるのか? これも「続く」。気になるよぅ!
『LOVERS HOTEL』(原作:夏原武 漫画:天馬ふぇみお)第6話、謎の従業員、伊達の過去話(たぶん、彼の秘密はこれだけではないでしょう)。エロと、エロい女性と、骨太なストーリーとのミックスがうまいなあ。全裸女性を焦らせる、伊達! 現在のダレダレぶりとは、別人のようですが、一体、何が彼を変えたの? 謎は深まる・・・・。
『ぶんぼべらし』(いとう耐)第66回、単行本にしてくれませんかね? 絶対に、おもしろいって! たった4Pの、今回は、うさぎ漫画ネタですが、時事ネタから豆知識まで、凝縮してまとめてあって、しかもおもしろい! いいなあ。
官能時代小説『美女斬り御免!』(文:鳴海丈 絵師:八月薫)第五話、後編です。きれいにまとまっています。九郎(男装娘です)もやはり、大吾郎に惚れたか。後はお決まりのエッチと、締めの・・・・ですが、大吾郎がモテモテなのはお約束ながらも、女の私から見て、不愉快な男でないから、ポイントが高いです。女性でも読める、官能小説ということで、お勧めです。うん、ならば、以前の小冊子の形より、現在の雑誌中にある方が、こそっと読みやすいですな! と、相変わらずのおバカな感想ですが、こちらも単行本化されることを楽しみにしています。それでは。
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