『プレイコミック』2011年4月号の感想
『プレイコミック』2011年4月号(秋田書店)の感想を申します。いくらかのネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
『優駿の門 ピエタ』(やまざき拓味)最終回、『優駿の門 チャンプ』連載開始。こういう形で終わり&始まりというのは アリ? この漫画以外で、読んだことがないのですけどね。まあ、『ピエタ』の方は負けるわけないと思っていましたが、『チャンプ』でもまた、因縁の赤い怪物チームと戦うことになるのでしょうか。私にもっと、競馬ルールや馬の知識があれば、楽しめるのでしょうが、今後に期待。
『FOOD BROKER ハイエナ』第3話(原作:九十九森 作画:旭凛太郎)、食育を極めた人達がおちいりやすい、あやまちですか。食べることが好きな人、食品にこだわる人に読んでほしい、深いお話です。でも、大上がトマト嫌いだったとはね(笑)。
『せんべろ天使』第2話(原作:蒼木豊 作画:雅亜公)、思わず、今夜はおでんにしてしまいましたが、「ちくわぶ」がおいしいという点には阪神反義、いや、半信半疑。今度上京した時、もう一回食べてみますが、それでも駄目なら、関西人の私の口に合わないということでしょう。
『めしバカ』第三食(ロドリゲス井之介)、ゆかりって、そういう食べ方があるのですか! また、真似してみます。でも、赤松って、かなり苦労人ですな。
『マーメイド』第7話(原作:桜小路むつみ 漫画:フルヤヒロム)、伊崎の狡猾な罠を、魚住は無事に回避! でも、父親が釣り賭博師? 釣りを楽しむのはいいけど、釣りで賭博をするのは、魚に対して失礼ではなかろうか? 実際にそういう人が身近にいたら、私はいやですね。
『はがし屋拳士』第13話(水穂しゅうし)、野火はやはり、裏家業の男だったか。彼の幸せ、彼の夢って何なのか。めでたしめでたしで終わっている割には、少し切ないです。
『夜はじゃんじゃん』第十八話(漫画:羽生生純 写真:朱埈鏞)、大丈夫、私も『男はつらいよ』を見たことないです。でも、レポートされている所へ行ってみたい。
『ぶんぼべらし』第67回(いとう耐)、鳥獣戯画の漫画化と、時事ネタの組み合わせ。うさぎがいっぱいで、かわいいし、凝ってます。単行本化希望。
『報道ギャングABSORD!』Chapter.5(米原秀幸)、インターバルみたいなエピソードですが、四郎の関係者は、怪しげで怖そう! でも、激しい個性というか、雰囲気の持ち主。松郷は四郎や彼と、うまくやっていけるのでしょうか。
『極道の食卓 極中編』三品目(立原あゆみ)、おいしそうな食べ物と、貧相な献立(刑務所メニュー)、おもしろ切ない受刑者の人生が、うまく組み合わさっています。これから、このパターンで展開するのだとしたら、なかなかおもしろい。冒頭のすずめ、とてもかわいいのですが、久慈はこれを食べていたのね(苦笑)。
『LOVERS HOTEL』第7話(原作:夏原武 漫画:天馬ふぇみお)、巻中カラーで、いきなりエロッ! 今までずっと、伊達ばかり気になっていたけれども、クールな立花も、なかなか謎めいていますな。しかも、美形だから、女性の方にオススメ! 社長も強烈ですし、いっそうおもしろくなってきました。
『美女斬り御免!』第六話(鳴海丈 絵師:八月薫)、いいところで、また「続く」! それにしても、男装の美女というか、美女やくざって、色っぽいなあ。
何だか、月初めはプレイコミックの感想をアップしているようですが、習慣化してきたのかもしれませぬ。それでは。
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