『月刊ヤングマガジン』2011年7月号の感想
『月刊ヤングマガジン』2011年7月号(講談社)の感想を申します。いくらかのネタバレがありますので、ご注意ください。
『疾風伝説 特攻の拓外伝~Early Day's~』第4話(原作:佐木飛朗斗 漫画:所十三)、前半の幼なじみゾーイの変貌よりも、後半のマー坊のキレっぷりが怖いです。車やバイクにこだわりを持つ人って、怒ると悪魔になるのかもしれないね。おぉ、怖!
『うざりの』第9回(原作:エンドロールプロダクション 漫画:松浦まどか)、この漫画を読んだ後、あの総選挙の結果を見ると、「よかったねえ!」と、声をかけてあげたくなります。順位が上がったのだから、ぜひ、さっしーには大分の観光大使をやってほしいものです。
『ちぇんごく』第十三回(絵:宮下英樹 文:本郷和人)、祝単行本化! 第1巻が7月6日に発売されるそうで、やったぁ! 今回は報償のお話で、高価な茶器が当時のステータスであることは、現在の茶道人も知っています・・・・が、やはり、取り上げていただくのは、うれしい。地味で渋いだけが、侘びの世界ではないのです。7月のイベント、参加してみたーい!
『ネイチャージモン』第32話(原作:寺門ジモン 漫画:刃森尊)、アメリカの国民食で、世界的にもポピュラーなハンバーガーのお話。ですが、ここで紹介されている、代官山のハンバーガーは、純日本的であると同時に、貴賓とも呼ぶべきもの。肉好き、またはハンバーガーファンには、生唾が湧いてきます。
『山風短~第三幕 青春探偵団』第五話(原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき)、これにて一件落着&完結。単に、高校生の日常譚っぽい推理ストーリーかと思いきや、きれーいに、なおかつバッチリと決めて、まとまりましたね。ドロドロした大人と、大人に近づきつつあるけれども、清廉な高校生達の戦いでした。次回はまた、時代物で、不思議な忍者が活躍するそうです。楽しみ。
『ミニマム』第16話(宮崎摩耶)、人食い巨乳美女の名前は、キャサリンというそうです。いや、それはともかく、今度は斉藤が、厳密には斉藤の下半身が、キャサリンに食われかけていますよ! 伊東、大きくなった? 遥と手をつないで、ドキドキしている場合じゃないぞ! 斉藤の童貞が危ない! ところで、キャサリンの胸はエロいし、不安に涙ぐむ遥の表情は痛々しいし、最近、目が離せないなあ。
『風より疾く』7本目(かわすみひろし)、ごめんなさい、上記のようなことを言っておきながら、やはり今回も、この漫画がワタシ的トップでした。たまに、WEBで見かける「萌死ぬ」という表現がよくわかりませんでしたけれども、やっっとわかりましたよ。和音視点で本編が開始しましたが、和音も龍子も、激烈にかわいいっす。本当、精神的鼻血の噴水ですよ。試合の彼女達の気迫とりりしさはもちろん、それを離れたところのギャップがよろしい。着替えを見物されて焦ったり(見物している野口主将は、眼鏡をつけて、運動神経ゼロにすれば、ほぼ私です)、試合後、肌を上気させたりと、和音がエロかわいすぎ! クールでシビアですが、無表情でない彼女の笑顔、恥じらう様子が、また(くどいので自主省略)。そして、再会直後の龍子のポーズが(自主省略)、さらに、妖剣? をふるう際の真摯さが(自主省略)。何だ、こりゃあ。ちゃんとした感想がなくて、これイイ、あれかわいい! のオンパレードになってしまいました。作者様は、エロや萌は無縁、と見せかけて、ねらっている?? 王道の女子高生スポーツ漫画のようでいて、かなり楽しめ、彼女達に好感が持てますよ。本当、私はかなり本気で応援していますよ。それでは。
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