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2011年6月29日 (水)

『HONKOWA 霊障ファイル・私は呪われている!!特集号』の感想

 コンビニ本『HONKOWA 霊障ファイル・私は呪われている!!特集号』の感想を申します。いくらかのネタバレを含みますので、ご注意ください。
 今回は、かなり怖い! 裏表紙からして、お岩様ですからね。私のような怖いもの好き、怪談ファンには、たまらない内容です。

『魔百合の恐怖報告』(山本まゆり)、二本立てのうち、『闇の死刑執行人』がオーソドックスながらも、怖いです。しかし、本当に悪いのは、この呪い殺そうとする霊でなく、依頼者の身内なのですけどね。とにかく、大悪を隠しおおせるのは不可能ということでしょう。
『U君の霊障』(鯛夢)、一見したところ、レギュラー漫画家の鯛夢さんとは気づきませんでした。そうか、鯛夢さんも不思議な霊体験者だったのですね。木版画のように描かれたメガネ男子、U君はなかなかのイケメンですが、彼の言動、大仰すぎて、反発を買わないでしょうか。
 読者体験談は、いつものように四つのお話。第二話『病魔の闇』と第四話『勘違いの彼女』、どちらも群馬県の太り隊!さんです。心霊体験が豊富というか、憑かれやすい方のようで、大変です。
 今回のワタシ的超ツボでお勧めなのは、『検証・四谷怪談[綴られたお岩様の祟り]』(永久保貴一)です。内容は、永久保貴一さん自身が、時には霊能者の寺尾玲子さんも同行して霊視したり、ゆかりのある田宮神社の当主の方に話を聞きに行ったりと、ルポの形を取りながらも、オーソドックスな四谷怪談、江戸時代の公文書(これはかなり、むごい)、貞女の鏡と伝えられたお話などを入れ、100ページ近いボリュームながら、盛りだくさんの内容です。要するに、お岩様は鶴屋南北によって創作された怨霊・・・・と、申したいところですが、ここでナイスな永久保貴一さん流の結論が出ます。うーん、ここまで肉薄できるとは、すばらしい。このお話、保存しておきます。それでは。

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