『HONKOWA』2011年7月号(朝日新聞出版)の感想
『HONKOWA』2011年7月号(朝日新聞出版)の感想を申します。いくらかのネタバレを含みますので、ご注意ください。
『魔百合の恐怖報告』(山本まゆり)シリーズが、ついに100話を突破したそうですよ。特集記事がおもしろい・・・・のですが、番外編やイタリア編など、単行本未収録作品がかなりあります。できれば、それらもちゃんと送り出していただきたいものです。そう言えば、明日が締切りで、寺尾玲子さんプロデュースのパワーストーンブレスレットプレゼントを実施しているのですが、単行本フェアでもやっているみたい。私は購入して、チャレンジしますよ!
前世にまつわる作品は二つ。『オカルト万華鏡』(流水りんこ)、『影御前Ⅳ うしろの若旦那』(小林薫)。前者は、アジアでは前世の記憶を持って生まれてくる子ども達のニュースは、年に1、2回ほどあって、さほど珍しくないそうです。森田健さんがレポートした、中国の『生まれ変わりの村』とよく似ていますね。書き込みしておこうかな? どちらかと言うと、生まれ変わり現象に寛容なアジアよりも、前世で自分を殺した殺人犯を追及しようとしたらしい、アメリカの少女のエピソードが印象に残りました。本当に、生まれ変わりを認めない宗教圏の人々は、大変かもしれませんね。
そして、『影御前Ⅳ うしろの若旦那』なのですが、今回、影御前はあまり活躍なさっていません。語られるのは、江戸時代の若旦那こと、小林薫さんの前世! 彼女ならぬ彼が、霊感アシスタントの桐生仁美さんを通じて、小林薫さんに様々な要求をしてきますが、その真意は? 皆さんも『真・闇の検証』などで、昔の偉人達は転生しているはずなのに、どうして寺尾玲子さんに語りかけることができるのかと、不思議に思いませんでしたか? 小林薫さんはちゃんと存在しているのに、どうして前世の自分が語りかけることがあるのか? その謎は、この漫画を読めばわかります。私は霊感のある友人から、教えてもらいました。霊、それとも魂(?) あるいは霊魂(?)は不滅なのですね。
『怪奇心霊語り』第十五夜(語り:加門七海 画:JET)、古くて格式のあるホテルを歩き回る、紳士淑女(の影? 幽霊?)を見て楽しむとは、加門七海さんは、やはり大物ですな。
『伊東三巳華のスピ☆散歩』、第3話? は、大宮八幡宮。伊藤三巳華さんは、木とお話ができるそうで、ちょっとうらやましくなります。大木がよく育っていて、水がきれいなところはパワースポットが多いそうですから(霊感のある友人談)、私も仲良し楠林を見に行って、湧き水をいただきたいです。
読者体験レポートは、「ダーク・サイド・ゾーン」特集でしたが、第四話の『漆黒の歪』(七色虹子)、うっかり夜中にページを開いてしまい、その瞬間、あの目の焦点が合っていない異様な男がアップされているのを見て、怖くて眠れなくなりました。不気味です。かなり怖いです。ご注意ください。
結局、何だかんだと言いながらも、楽しませていただきましたけどね。これからも、コンビニ専用本ともども、購入してレビューしますよ! それでは。
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