『月刊ヤングチャンピオン烈』2011年№9(秋田書店)の感想
『月刊ヤングチャンピオン烈』2011年№9(秋田書店)の感想を申します。いくらかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
『抱かれたい道場』第14段(中川ホメオパシー)、ノボルがまた元の汗臭そうな童貞に戻りました。そして、舵原の新奥義、魅惑上昇(ライジングヘロモン。ヘロモンでなく、フェロモンが正しいです)って、下着フェチでもない限り、あまり役に立たないのでは? 男二人は暑苦しいですが、行きずりの女子大生、細野晴美に、ちょっぴり癒されます。
『年上・彼女』(片桐兼春)、読み切り。40代なのに、このフェロモンは何? まあ、もてる女子はスッピンだろうが、汚れた服を着ていようが、ばあさんだろうが、もてるのですけどね。奥さんのふくよかな乳や表情がうまいなあ。引きたいのに、逆に引き寄せられる、主人公の焦りと衝動もおもしろい。シリーズ連載してくださいな。
『お気に召すままご主人サマ』第二十九話(いとうえい)、イブのメイド派遣攻撃はまだ続きそう。楽しみですが、リンも少しは焦れよ! 私としては、カノエが別れ際に、「さようなら/わたしのかわいい仔犬・・・・」と言うところが萌え。
『性食鬼』Orgasum13(稲光伸二)、今号の中で、もっともエロかった漫画です。いずみが女王に奪われる場面が、細かい、長い! そして、私は今まで、ふたなりものが喜ばれる理由がわからず、「男女は体が違っていて、当たり前だろう。男性向けにせよ、ボーイズラブにせよ、男で女のやつなんて、ご都合主義にもほどがある」と、否定的でしたが、これを読んで、そのよさ、なまめかしさがわかりましたよ。やることは男女的、しかし、女同士の絡みでもあるから、1回で二度おいしいわけなのですね。勉強になったなあ。
『彼女の鍵を開ける方法』key24(中田ゆみ)、貧乳VS巨乳? 水着に制服、女の子同士のいたずらに、一人エッチと、サービス要素満点なのはお見事。怒っているちとせは、ベース的にかわいい。
『メイデンエイド』第11話(恩田チロ)、ずっと、伝奇かサスペンスか、よくわかりませんでしたが、今回はおもしろい。ふられた直後に、一斗にせまる、えなは、ずるいけれども、涙ながらに(この表情がいたいけでよい)訴える彼女を拒否できるの?
『らぶゆ!』第十九湯(東鉄神)、今号のぶっ飛び№1! 零司の兄、無限、登場! それはいい、いいけれども・・・・。前髪が長め、眼鏡、切れ長の瞳、筋肉質の体と、私の大好きな男性のタイプに超ストライクでありながら・・・・ナルシーで常時マッパという、すこぶる変態とは! どうしたらいいの、もう! 見逃せないのは確実ですが。
おめでとうございます! 今月は、ヤングチャンピオン烈が、もっともエッチ度数が高かったですよ! それでは。
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