『プレイコミック』2011年10月号(秋田書店)の感想
『プレイコミック』2011年10月号(秋田書店)の感想を申します。いくらかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
『あげちゃう! 女教師』レッスン1&レッスン2(大和和樹)、1988年と1989年に掲載された作品で、男性向けドリームのお話。ヒロインの永森先生は美人ですが、どことなくレトロな描き方。こういう、後味のいいエッチな話は王道としてよいものです。横山美雪ちゃんのヌードグラビアともども、楽しめます。
『せんべろ天使』第8話(原作:蒼木豊 作画:雅亜公)、男性向け雑誌なのに、あかりは非ヌードでいるのかな。マッパでやりまくって臨時休業するとか、常連数名と三角関係突入とか、ないのでしょうか。今回のテーマは、関西人の私にはよくわかりません。こちらの野菜だって、上品な味わいでおいしいぞ? 下戸の人間は、福島のお酒を買えないし、どうやって応援すればいいの? 風評被害の原因の大元は、東電や、グダグダで後手後手対応の政府であって、あかりの論理と怒りは、体制側に都合がいいように思います。
『夜はじゅんじゅん』最終回(漫画:羽生生 純 写真:朱埈鏞)、泥臭いというか、オッサン臭いというか、脈絡があるようなないような、シュールな写真とレポの漫画でしたが、私は好きでした。また、登場してください。ありがとうございました。
『ぶんぼべらし』第73回(いとう耐)、中国の鉄道事故について皮肉った、「結んで開いて」の替え歌がおもしろい! 『もしドラ』は、今の作者様のマイブームですか?
『美女斬り御免!』第十一話後篇(鳴海丈 絵師:八月薫)、『そして だれもいなくなった』(byクリスティ)ではありませんが・・・・。オチよりも、エッチなシーンが楽しい。責められ場面もありますので、マニアの方は必読です。やはり、漫画群の中に官能小説があるというのは、娯楽雑誌として楽しい構成ですな。この文庫本が、抽選でプレゼントされるそうですよ。
『LOVERS HOTEL』第13話(原作:夏原武 漫画:天馬ふぇみお)、小梅、プリンセスホテル入社前エピソード。冒頭の、大胆すぎる小梅の格好(隠れ巨乳?)に、すべてを持っていかれたように思います。そして、あらためて、小梅はかわいいと、感じ入る私なのでした。
『濁ジョータロー』(原作:板垣恵介 作画:叶精作)、新連載。小太りでニキビ肌のむさ苦しい男子高校生が、筋骨たくましい、すっきりしたイケメンに成長した? しかも、熟女専門のナンパ師に? 最初のターゲットは、高校時代の恩師! と、初回から、驚きっ放しの設定で突っ走ってくれています。これは期待大でしょう。
『報道ギャングABSURD!』CHAPTER.11(米原秀幸)、情報源サカキの、おもいがけない一面は、彼の正体? 監禁されていたのに、妙に天然の、少女のことも気になります。
『明るい家電計画のー研』VOL.5(能田達規)、夫婦でこれを読んでいたら、互いにこういうリアクションをしているでしょうな。夫と妻の間には、深くて狭い川がある? 主人公の言動がダンナに似ていて、私は笑いがとまりませんでしたよ。
『優駿の門Asumi』第21話(原作:赤見千尋 漫画:早川恵子 監修:やまさき拓味)、少しの油断が大変なことに! しかし、アスミの周囲は、協力者が多いな。競馬は人間ドラマでもあるわけですか。
『優駿の門チャンプ』7R(やまさき拓味)、冒頭から続く、不良馬場でせめぎ合う、人馬の迫力が圧巻です。さらに、優馬は高みを目指すつもりか?
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