『BRIDGE』(ゴスペラーズ)の感想
シングルCD、『BRIDGE』(ゴスペラーズ)の感想を申します。いくらかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
私は、最近のファンクラブ会報で、この『BRIDGE』の発売を知った、相変わらずのトロさ爆発です。特典はありませんが、2012年3月31日までの期間限定盤で、収益の一部が東北大震災の支援活動に寄付されるそうです。だから、ファンの皆さん、そして、ゴスペラーズ初心者の方も、ぜひ購入して、ゆっくり聞いて楽しんでくださいませ。
収録曲は2曲。「BRIDGE」と、「永遠(とわ)に -a cappella-」。
「BRIDGE」はたぶん(間違っていたら、ごめんなさい)、リーダー→北山君→酒井さん→黒沢君→安岡君→リーダーの順で、歌っていたと思います。初めの方で聞いた、北山君の声は、いつものベースとは違った感じで、ワタシ的に新鮮。もちろん、各メンバーのファンも、聞きどころ満点です。
CDの帯カバーによれば、「想いをつなぐ架け橋をつくる。」ということで、なかなかムーディーで、じっくり聞かせる曲です。それでいながら、暗くない! 卒業式や送別会よりも、結成式、壮行会がふさわしいように思います。例によって、リフレイン部分はいいですけど。
僕たちをつなげる 橋をかけよう
シンプルですが、ほっとしてしまう、温かさがあります。橋。あちらとこちらをつなぐ建造物。現存する橋は、意外と古いものが多い。高層ビルほど目立たないけれども、私達の生活になくてはならないもの。いいねえ。
「永遠(とわ)に -a cappella-」、人気の高い、ライブ定番曲のアカペラバーションです。私はぶっちゃけたところ、「永遠に」は少し甘すぎる内容と思っていたのですが、アカペラになっただけでも、雰囲気が、がらりと変わりました。まるで、クリスマスに歌われる、賛美歌のよう。荘厳とも、繊細とも感じられました。こういう表現、楽しみ方もあるのですね。両方とも、お勧めの曲です。それでは。
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