月刊ヤングマガジン2011年12月号(講談社)の感想
月刊ヤングマガジン2011年12月号(講談社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
『山風短~第四幕「忍者枯葉塔九郎』(原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき)、最終話。おっと、塔九郎の体の秘密を伏せたまま、終わりました。少々がっかりしたような、しかし、この謎めいた男にふさわしいような。次回作を楽しみにしております。ありがとうございました。
『オヤスミ・フクロウ』第四夜(穐山きえ)、お話がエロサスペンス調になってきた? 聡子=ナオは、無事でいられるのでしょうか。アダルト・ライブチャット界に、足を踏み入れることになるのでしょうか。るぃと、一騒動、ありそうな予感がします。
『ネイチャージモン』第36話(原作:寺門ジモン 漫画:刃森尊)、うまいうまいと、繰り返し言っているだけじゃないかと、文句を言いたい気分ですが・・・・やっぱり、ホルモン焼きはいい! しかも、油かすの魅力が語られ、大阪の羽曳野市の名店が登場しましたから、元大阪人の血が騒ぎます! おいしそうだ!
『ミニマム』第20話(宮崎摩耶)、伊東、テレビタレント美少女の、内村真礼(まあや)にコクられました。モテキ到来? 私は何かのわなではないかと、思うのですが。おかげで、西九条遥が荒れまくり。でも、伊東の妹、純とのやり取りは、ほのぼのしています。
『風より疾く』12本目(かわすみひろし)、今度は和音のエピソード。和音は新人戦出場を決め、また巽京子を助けたことによって、龍子と再会。龍子を前に、うれしいけれども、緊張する、和音の気持ちが伝わってきます。自分の弱さを懸命に克服しようとする和音と、相手の辛さをも受け止めようとする龍子は、まさに好対照ですが、龍子の方が精神的に強そうに感じられました。ああ、かわいくて、ほのぼの、ほっこりいたします。今回も、読んでよかったです。それでは。
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