『ヤングアニマル嵐』2011年№12(白泉社)の感想
『ヤングアニマル嵐』2011年№12(白泉社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
『無邪気の楽園』PARADISE.6(雨蘭)、省太の姉、葉月のお話・・・・というか、このお姉ちゃん、(メガネ)美人すぎ! そんな彼女が彼氏と、秘かに、しかし激しく行なう車内淫行は、パワフルでエロい! この作者様の画力の高さを感じます。
『ふたりエッチ』SPECIAL PART(克・亜樹)、こちらもカーセックスがテーマ。エッチのノウハウ本としても、役立つエピソードです。円満に行なうためには、『愛があれば大丈夫』というわけではありませんよね。
『セキララ彼女』第38話(LINDA)、声優ファンの女性を食い物にしている、とんでもない声優のうわさは、ちらっと聞いたことがありますが、いくらルミに隙がありすぎとはいえ、実に気の毒です。二人の男に、なんて。
『BokkieeeeN!』(川井将樹 原案・取材:畠山直毅)、祝・復活! 確かに、作者様コメントのとおり、季節感ゼロのネタですが、おもしろい! エロおバカすぎて、笑えます!
『設定少女』設定4(川津健二朗)、同居している、つづりの秘密は、あっさりと、同僚の仲村にバレましたが、彼女はまったく動じず、一族のことを語ります。変な思いこみのある女の子だとばかり思っていましたが、案外、つづりは生ける妖魔なのでしょうか? 明るくエロく、謎も多いですね。もちろん、食事=セックスはやっています。
『僕』第7話(きづきあきら サトウナンキ)、急に京極を無視し始めた、九条。九条を敵視し、京極に命じられるまま、メイド服を着て、激しく迫る、使用人の翼。ボーイズラブ的展開になるのでしょうか? 非常におもしろくなってきました。
『ナナとカオル 夏』第17話(甘詰留太)、今回、青年漫画誌らしく、セックスシーンのある漫画が多かったですが、やはり、こちらは、はずせません。緊張のせいか、せっかく、裸に近い格好の橘を縛っているのに、手際の悪いカオルに対して、更科が激高します。更科でない男に縛られる不安と期待に、頬を紅潮させる橘と、そんな彼女に自分を重ねるナナ。エロには、やはり、心理描写が不可欠なのだな、と思いましたね。橘の熟女的なまめかしさは、最高です。今回もよかったなあ。お勧めです。それでは。
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