2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第十六話の感想
2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第十六話の感想を申します。あらすじ、出演者に関しては、公式サイトをごらんになってください。
↓ ↓ ↓
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/index.html
メインストーリーは、清盛の父(実父ではありませんが)、忠盛の死去です。忠盛は、自身の運命を察しているかのような行動を取ります。このドラマでは、清盛が、本当にあった怖い話的というか、心霊体験みたいなものをしますが、私としては、清盛がストレートに号泣するなり、涙をこらえるなり、して欲しかったです。
ああ、平家メインだと、述べるべきポイントが少ないですなあ(おいおい)。藤原摂関家も、性格最悪でしかも男好き(笑)、でも有能な頼長が優位だったはずが、美福門院という仲間を得て、頼長に対抗するだけでなく、朝廷内部まで探りを入れられる、兄の忠通が優勢になったようです。
そんな兄弟縁者同士の争いに、パシリ、じゃない、便利屋みたいにして、こき使われる、源氏と平家。ついに、源義朝がキレました。反面、義朝の父、為義の気持ちも、わからないでもないのです。出世したいのは山々だし、武士を上から目線でいる貴族達を見返したいでしょうからね。
源氏側は、源義朝と為義、父子の対立が明らかになってきたようです。義朝は常盤といちゃつくなど、なかなかの女好きと考えられます。次回はどうなるのでしょうね(もう見たくせに←自主ツッコミ)。それでは。
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コメント
忠盛の死の演出ですが、う~ん、そうですか。
『忠盛の志は清盛の中で生き続けている』ってことで、
私はあの『直接、死のシーンや悲しんでいるシーンを出さない』
表現は(確かに、心霊現象みたいではありますが)あれで良いと思ったのですが。
忠盛が『理想的な人』としたら、源為義は『現実にいそうな人』ですね。
正直、そんなに能力も高くなく人間的にも小物で、
だけど頑張って必死に生きていて
『理想』の姿にもなんとか近づきたいと思ってる。
(裏目には出ているけど!!)
「…それじゃダメなんだけど、気持ちはわかるなぁ」と
つい共感を感じるのは彼だったりします。
出来の良い息子の義朝からすれば歯がゆいしイライラするのも
傍目には分かるんですけどね。
投稿: 天里友香 | 2012年5月 9日 (水) 19時03分
コメント、ありがとうございました。今日はミスチルのコンサートだと、浮かれている紅林です。
なるほど、忠盛の死の描き方は、私好みに、いたずらに仰々しいよりも、あちらの方がいいかもしれませんね。
平家と源氏、見事に対照的な父の生き方ですが、これは史実どおりなのでしょうか、それともフィクションを加えてあるのでしょうか?
やはり、平家物語や源平の合戦に関する資料を、一度読んでみます。
ところで、5月6日に持参していた、『闇の検証』(朝日新聞出版)はお勧めですよ。
私が読んでいたのは3巻、古代~奈良時代編ですが、2巻には源平関係者が登場します。
投稿: 紅林真緒 | 2012年5月10日 (木) 03時48分