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2012年5月11日 (金)

MR.CHILDREN-TOUR-POPSAURUS2012(京セラ大阪ドーム)の感想

 MR.CHILDREN-TOUR-POPSAURUS2012(京セラ大阪ドーム)の感想を申します。いつものネタバレに加えて、持っているアルバムがわずか5枚で、音感はもちろん、記憶力も乏しい私ですから、タイトル、曲順など、間違っているかもしれません。そのような不適切な点を発見された方、どうか不愉快に思われないで、コメントなどで私に教えてください。では、軽薄な一ミスチルファンの感想、始まり、始まり。

 開始時間は19時過ぎで、アンコールが終わったのは22時35分! まあ、ミスチルはいつも長めですから、覚悟はしていましたが、それでも帰宅したのは0時30分頃(規制退場もありましたから)・・・・。これからツアーに参加される方は、翌日に有休を取るとか、体力と時間を十二分に温存させて臨んでくださいませ。
 去年は東日本大震災のため、日程が延期、変更になり、どうしても行けそうになくて、私は泣く泣くあきらめたので、感無量でした。けれども、最近、体調不良で曲のチェックができておらず、あまり知らない歌がいくつもあって、「こんな私がファンクラブに入会したら、不勉強なやつだと見なされて、拒否されるかも。ごめんなさい、ごめんなさい!」と、心の中で何度もあやまりながら、聞いて歌って、見ておりました。はい、最後まで楽しませていただきましたよ。
 ちなみに、次に挙げる曲のうち、・がついているのはよく知らない歌、○は知っている歌です。
・エソラ
 アヴァンギャルド? 前衛的? ともいうべき不思議な模様を電光掲示板が描いた後、桜井さんが登場。さわやかなセルリアンブルーのジャケットに、似たような色のTシャツ、チャコールグレーかダークグレーのスリムなパンツという出で立ちでした。上はいろいろ変えていらっしゃいましたが、下はほぼ同じだったと思います。
○箒星
・youthful days
 どどっと、3曲続けてから、桜井さん、「楽しんでますかぁ~!」と、客席へ呼びかけてきました。私達、「はーい」「おぉーっ」と、歓声をあげます。
・LOVE
・GIFT
 この2曲は、CMなどでも流れているのでは? なかなかいいですね。ベストアルバムを購入しておきたいです。
○Everything(It's you)
 このあたりで、桜井さんは豹柄のジャケットに。さらに、お話します。「『GIFT』の、『君とだから探せたよ 僕の方こそありがとう』と歌詞のとおり、みんなから僕達は元気をもらい、歌ができました」との言葉に、また歓声。次は、女性が語るミスチルにしては珍しい曲、『デルモ』だそうです。 

・デルモ
○End of the day
 桜井さん「次の曲は、僕達の歌であり、君達の・・・・みんなの・・・・おまえらの歌でもあります。聞いているだけでなく、ぜひ歌ってください」
○終わりなき旅
 意気地なしを「自分探し」と、正当化、美名化していると、一部では評判の悪い曲のようですが、私は好きです。この曲で、歌い手の僕が迷っているのは、粉骨砕身、傷ついた結果なのですから。ボロボロになった自分を鼓舞し、励ましているように感じられてなりません。
 桜井さんはジャケットを脱いで、セルリアンブルーのTシャツになりました。絞り染め? それとも、ライトの具合でそう見えるのでしょうか? 袖は普通ですが、丈の長いTシャツでした。
・Dance Dance Dance
○ニシエヒガシエ
 これまた、なつかしいですな。初めてこの曲を聞いた時、歌詞がないの?? と、パニックになりましたっけ。桜井さんリードで、私達はいくつかのパートを声を合わせて歌いました。
○フェイク
 電光掲示板が変化します。地球上の人間の不公平で苦しい現実について、具体的な数字で語った後(少し読みにくかったのが残念)、「人間が一年で愛し合う時間 365日」と表示され、次の歌が始まります。桜井さんはここだったと思いますが、ダークブラウンのジャケットに深紅のシャツかTシャツにお召し換え。

○365日
「365日の/言葉を持たぬラブレター/とりとめなく ただ君を書き連ねる」・・・・。ああ、手紙が大好きな私にとっては、陶酔もののフレーズが続いて、ぼーっとしてしまいました。
○しるし
・くるみ
○Sign
・1999年、夏、沖縄
 上記の○3曲は、かなり私の好きな歌です。恋愛ドラマに登場する、誠実な青年や少年が一途に愛するヒロインに向かって、語りかけているみたい。この甘さと優しさが、ミスターチルドレンの人気の秘密なのでしょうけれど。

○ロックンロールは生きている
・Roundabout~孤独の肖像~
○Worlds end
○fanfare
 アルバムでは聞き流していましたが、ツアーで聞くと、すごく大好きになってしまう曲がありますけれども、これもそうです。少年から大人になろうが、年をとろうが、わくわくする冒険は続いていますし、高揚する気分のまま、広い世界に飛び出していくのがロマンというものなのでしょうか。
 始まりからまもなく、天井から、数メートルはありそうな大きな風船がいくつも、アリーナ席へ落下してきました。次の『innocent world』まで、アリーナの人達の間でつつかれ、ふわふわと宙を舞い、桜井さんにもはたかれていましたね。もうかなり疲れているでしょうに、桜井さんは飛びっきりのいい笑顔でした。
○innocent world
 ツアー定番曲・・・・しかし、この曲は別格! 私にミスターチルドレンを教えてくれたのですから。何度聞いても、いいですなあ。夢を夢見る一方、現実に傷ついてしまう、明るさと切なさに満ちているようです。

【アンコール】
 桜井さんはツアーグッズっぽいTシャツに着替えていました。
・(現在製作中の曲だそうです。ミスターチルドレンは、最初に曲があって、それに歌詞を載せるようです。)
○ラララ
○彩り
 桜井さん「ただいま」、観客(私達)「おかえり」。このように呼びかけ合っていました。
○光の射す方へ
 上記3曲は、割となつかしいですね。
○祈り~涙の軌道
 最新シングルの曲です。最後を締めくくるにふさわしいでしょう。終わるや、桜井さんは、「平日の夜遅くに、最後までどうもありがとう! どうか、くれぐれも気をつけて帰ってね」と言ってくれました。
 感謝するのは、こちらの方ですよ、桜井さん。殺伐とした昨今に、優しくも温かい歌、ラブソングというよりも、ラブストーリー満載の歌を贈ってくれて、どうもありがとうございます。さあ、明日からの味気ない日々、忙しくて自分をなくしてしまいそうな毎日にも、ミスターチルドレンの曲をいくつか思い出せば、元気が出てきて、笑みがこぼれそうになるでしょう。長いようで短かった、ロマンス満載のひとときでしたね。これからツアーの予定を入れている方は、大いに期待してもいいと思いますよ。それでは。

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