« 歴史秘話ヒストリア名作選『“悪の華”は平安京の夜に開く~キケンな貴公子、藤原頼長~』の感想 | トップページ | 2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第二十一回の感想 »

2012年5月31日 (木)

『プレイコミック』2012年7月号(秋田書店)の感想

『プレイコミック』2012年7月号(秋田書店)の感想を申します。いくらかのネタバレがありますので、ご注意ください。
 さて、私だけでなく、何かおもしろい漫画や漫画雑誌はないかと、探しておられる方は少なくないと思いますが、それならばぜひ! このプレイコミックを購入されることをお勧めいたします。このように推す私ですが、実は多忙ゆえに2号も買い逃しております。ごめんなさい(精神的土下座!)。それだけに・・・・今回は、よろしかった。おかげで、私の半分のマオが精神的鼻血の海に沈むところでしたよ。 

『デフレスナイパーMOROZUMI』(ルノアール兄弟)、おお、ヤングマガジン以来でしょうか。お久しぶりの新連載です。ハードボイルドな殺し屋ギャグですが、かっちりリアル絵でナイスなギャグをかましてくれています。今後が楽しみです。
『雷神孫市』(さだやす圭)、え、最終回? これからがおもしろくなるところだと思うのですが。よろしかったら、サブタイトルをつけるかして、また戻ってきてください。こういう自信満々な男は好きではありませんが、ストーリーは悪くなかったです。ありがとうございました。
『関東三国志』第3話(原作:夏原武 作画:渡辺保祐)、買い逃していたために、ストーリーの全貌がつかめていないのですが(だから、ごめんなさいって!)、緩急の展開と、ハードな絵がいいですね。次回も、わくわく。
『報道ギャングABSURD!』CHAPTER.20(米原秀幸)、Jソンって、意外とおたく気質なのでしょうか。器用というか、懐の深さを見せつけてくれ、情報機器オンチの四郎といいコンビになっているなと、あらためて思いました。あ、3巻、まだ買っていません。急ぎます、ごめんなさい。
『げき鉄』VOL.8(原作:伊月慶悟 作画:今泉伸二)、おお、豊章との訳者絵勝負は続行中でしたか。相変わらず、鉄はエロいのう。予測不可能なストーリーということで、期待しておりますが、掲載順位がやや後ろなのが気がかりです。
 いよいよ、問題の! 新連載! 『仮面の忍者 赤影Remains』(原作:横山光輝 漫画:神崎将臣)ですね。

 別冊付録に、原作の赤影が162ページ掲載されており、私のように知らない方でも、ロングキャリアファンでも、どちらも楽しめる仕様になっています。
 さて、その『Remains』の方ですが、原作漫画に特撮テイストをプラスしている感じでしょうか。つかみは上々。大ゴマをも使っていますが、ストーリーに、たるみはありません。むしろ、濃い目・ド派手な演出が、雑誌カラーに似合っているように感じられました。赤影自体、超人並みに強いけれども、怪物ではなく、大熊の権三との戦いで、左頬をわずかに切られる場面がエロ(久しぶりに自主規制!)萌えました。この赤影、目つきが悪くて(ほめています)、イケメンではありませぬか! おかげで、体調もよくなりそう。楽しみが増えて、よかったですわ。本当に、漫画雑誌はまめに買っておくものですね。それでは。

ご協力お願いします。
人気ブログランキングへ

| |

« 歴史秘話ヒストリア名作選『“悪の華”は平安京の夜に開く~キケンな貴公子、藤原頼長~』の感想 | トップページ | 2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第二十一回の感想 »

漫画雑誌」カテゴリの記事

コメント

 こんばんは。
 大河の感想にはお邪魔してますが他の話題ではノーコメントで
「読んでないの?」とか思われてそうですが、
「いや、畑違いでさっぱり分からんのです…(汗)」
 しかし、今回の記事は少しだけだけど
話題に食いつける部分があったので書き込みました。
『赤影』の作画の神埼将臣さんって、どこか見覚えのあるお名前と思ったら
確か以前に『ストリートファイター』の商業漫画を描いてた方じゃなかったでしたっけ!?
(CAPCOMゲームのコミックは買ってなくて
広告でしか知らないので、もし記憶違いなら、すみません!!)

投稿: 天里友香 | 2012年6月 1日 (金) 23時21分

コメント、ありがとうございました。
どうぞ、お気遣いなく、読んでいってください。

さて、先ほど神崎将臣で検索したところ、確かにストリートファイターのRYUのお話やアンソロジーを描かれていた方でした。
ただし、私はストリートファイターをよく知らないので、何とも言えないのですが、今後の盛り上がりに期待してもいいのですね? やったぁ!

よろしければ、プレイコミックを購入してみてください。
豪華付録のせいか、なかなか見つけにくいのですけれども、時代劇好きの方は、きっと気に入ってくださると思います。

投稿: 紅林真緒 | 2012年6月 2日 (土) 00時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『プレイコミック』2012年7月号(秋田書店)の感想:

« 歴史秘話ヒストリア名作選『“悪の華”は平安京の夜に開く~キケンな貴公子、藤原頼長~』の感想 | トップページ | 2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第二十一回の感想 »