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2012年6月 4日 (月)

2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第二十一回の感想

2012年NHK大河ドラマ『平清盛』第二十一回(5月27日放送)の感想を申します。あらすじ、出演者に関しては、公式サイトをごらんになってください。
  ↓ ↓ ↓
http://www9.nhk.or.jp/kiyomori/index.html

 予想に反して、実におもしろくありませんでした! なぜなら、語られるエピソードは保元の乱で、鎧武者の合戦シーンが見ものであるはずなのに、いきなり、葛藤はありだとしても、しんみりと、心情描写をされても困る。予想はいくらでもはずしていいですけれども、期待は裏切らないでいただきたい。
 その見せ場となるべき合戦シーンも、何かもたついていて、苛立ちました。特に、清盛と忠正との勝負に水を差した兎丸、あんた、とっとと死んでくれないかな。清盛も清盛で、この戦は武士が台頭するための好機である、なんて、何をわかりきったことを叫んでくれるのか。どうして、この大河ドラマの清盛は、狂言回し的であって、「えーっ、清盛って、こんなに先見の明がある人物だったのか」「頭が切れるんだな」と、感心できるところが、まだ充分にないよう! いい加減に、「平清盛は、しょせん源頼朝のかませ犬」という、私の先入観をかち割っていただきたいものです。
 和風ターミネーター、源為朝も、もっとド派手に活躍できそうなものだったし、私はつい、「この程度なら、上皇様に逆らう朝敵として、四方八方から弓で射まくるか、大量の油を浴びせてから、火矢を射て、焼き殺せばいいのに」と、思ってしまいました。為朝は、保元の乱後、華々しい活躍をしたという伝説があるそうですが、今後、それが語られるといいのですが。
 いろいろといじくった挙句、本来の持ち味を生かせなかったという、悪いお話の見本の例になりましたね。それでも、後白河天皇と崇徳上皇、新興藤原家、源氏の面々の活躍を期待して、私は見続けようと思います。それでは。

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コメント

 こんばんは。
 この回については私も期待して実際に見て物足りなさを感じたのですが、
落ち着いたり他の意見を見聞きしてるうちに一部微妙に考えが変わりました。
 書かれてる中では、酷評されてる『兎丸』
 当時の戦は基本『武将は、互いに名乗りあって一騎討ち』なので
確かに清盛と忠正の一騎討ちに茶々を入れる兎丸は無粋無礼な輩なのですが。
「でも、兎丸は海賊だから、
そんな武士の『礼儀正しい戦闘』が歯痒かったんだろう」とネットでの意見を見て
「そうか!」と目からウロコ。
 私も見てた間は清盛達に感情移入してたから兎丸を邪魔に思いましたが、
戦は後の時代には『身分が低い足軽達の集団による戦闘が要』に変わっていき、
そして『武士より更に身分が低い海賊』達は
既に実践ではそれに似た戦い方をしてるわけで。
「だから、合理的な『丸太で門を破る』作戦を兎丸がやったんだ!!」
 清盛の最大の先進性に『交易に目をつけ、貨幣経済を活発化させようとした』ことがありますが、
ドラマではその現場にいるのが兎丸であり
彼はある意味『先進性の象徴キャラ』だと考えると
「確かに一騎討ちなんて、チンタラやってるように見えるよね!?」と。
 しかし『保元物語』に比べて為朝や義朝の出番だけでなく
平家軍の重盛のエピソードまでが削られ物足りなかったり、
全体のテンポが悪く見ていてイライラしたのは同意ですし
「そもそも、兎丸達を市街地戦に呼ぶ必要性は?
(いなきゃその分、為朝の出番が増えたんじゃ?!)」とは思いましたが。
 ところで「火攻めは義朝が最後にやってましたよ!?」
 まあ、当時は油は超貴重ですし、
さすがに戦闘では使ってないとは思います…。

投稿: 天里友香 | 2012年6月 4日 (月) 21時03分

長文のコメント、どうもありがとうございました。
私も兎丸に対して、「いや、私が見ていない初期の頃は、いい働きをしたのかもしれない」と、思いなおし、悪かったなと、彼へ謝罪しているところなのですが。
申しわけありませんけれども、そのネットのご意見には賛同しかねます。
兎丸が海賊で、武士の格式ばったやり方を承認できなかったとしても、清盛が主人である以上、主人の流儀に従うべきだと思うからです。
まして、清盛の相手が朝廷や源氏の誰それではなく、身内の叔父であるのです。
敵味方に分かれた無念さ、やるかたない憤懣は、いくら武士でない兎丸でも、察しがつきそうなもの。
兎丸は飽きてしまったのなら、勝負は彼ら二人に任せて、いったんその場を離れ、他へ攻撃するとか、やり方はあったと思います。
もし、私が真剣勝負の最中、学校の部の後輩に邪魔をされたら、きっと手元にある何かを投げつけて、強引に黙らせてやるでしょうけれども、清盛は忍耐強いですね。
いやいや、兎丸が悪いのではありません。
「真っ向対決だというのに、兎丸が茶々を入れる」場面なんて、見たくないです。
そういう演出をした方が、悪いと思うのですけど。

あっと、言葉が足りませんで恐縮ですが、火攻めによって、さすがの為朝も退却せざるを得なかったのですよね。
あの時、私は、「よっしゃ! ドサクサにまぎれて、為朝にも火矢を射ちこめ! 焼き殺してしまえばいいのだよ!」と、応援し。
兎丸がそういう火計を用いたけれども、為朝は不敵にあざ笑って撃退。逆に兎丸が危機に。為朝は敵の混乱の狭間をついて、ゆうゆうと脱出する・・・・という、手に汗握る展開を期待したのですよ。
けれども、まあ・・・・(苦笑)。

しかしながら、第二十二回はおもしろかったので、よかったです。

投稿: 紅林真緒 | 2012年6月 5日 (火) 01時17分

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