『りびんぐでっど!』2巻(さと)の感想
漫画『りびんぐでっど!』2巻(さと・秋田書店)の感想を申します。ネタバレがありますので、ご注意ください。
残念ながら、すでに連載は終了しているようですね(相変わらず、レビューが遅いっ!)。それでも、いいものはイイ! すでに、1巻の感想で魅力はお伝えしたかと思いますが、ゾンビヒロインのもなこ、笑顔がかわいすぎ! 反則ですがな。連載終了が惜しまれます(グチがエンドレスになりますので、自主省略)。
ほぼ1話完結で、ゆるーく続いていたストーリーですが、2巻はなかなか動いてくれます。まず、もなこに恋する男性出現(#20)! 見かけはチャラいイケメンですが、同じ焼き肉店のアルバイトで意外と真面目。主人公、圭太との間に三角関係突入か? と思わせますが、むしろ、もなこと圭太こそ、運命のつながりを感じさせるエピソード(お笑いですが)があります(#27)。
もなこは、2巻でもまったく自分がゾンビであることを悩んでいません。ここまで徹底していると、むしろ、すがすがしいです。それでも、いつも新鮮な肉を食べることにばかり集中せず、女子高生生活に復帰したいと目論んで、編入試験を受けたり(#19)、海水浴を満喫したりしています(#18)。水森アンリもかわいいですが、圭太のママは女子大生にしか見えないし、元いいところのお嬢様っぽいその言動が、妙に色っぽかわいい。アラサーと卑下していますが、黒川先生もしかり(#24では、何とバニーガールになって登場!)。
そうそう、2巻は海水浴、ゆかた姿とお化け屋敷(#16)、文化祭のミスコン(#24)、ハロウィン(#26)など、季節ネタが多い! もなこも水着やゆかたを着ますから、ある意味、萌えのオンパレードみたいになっています。
あ、それでも、やることはやっている、じゃない、内臓を出すところは出していますから、そのぎょっとするグロさとのコントラストは格別。テンポのいい会話も健在。なのに、連載は終了しているなんて・・・・(ため息)。まあ、私はまだ3巻以降を購入していませんので、なおもレビューし続けようと思います。それでは。
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