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2013年1月 3日 (木)

『土竜の唄』30巻(高橋のぼる)の感想

 漫画『土竜の唄』30巻(高橋のぼる・小学館)の感想を申します。いくらかのネタバレが含まれていますので、ご注意ください。

 モモンガの百治こと、桜罵百治を、海へ突き落とした玲二でしたが、事は思いがけない形で失敗します。まず、数奇矢会、さらには轟周宝子飼いの警察署長、三地との間で、迦蓮保護の手柄の奪い合いになり、その混乱に乗じて、桜罵の女ヒットマンが乗りこんできたのでした。あっという間に、迦蓮は再び拉致され、桜罵の一味は高速艇に乗って立ち去ります。

 たまらず、玲二は兄弟分の日浦に、協力を要請します。快く、日浦は承知するものの、彼は迦蓮が仙骨竜のよって売買されるであろうことを、玲二に言います。さらに、日浦の兄弟分になっている、蜂之巣会の鰐淵は、仙骨竜のボスが「藍虎(ランフー)」と呼ばれている男であり、迦蓮は3日後の21時に、上海の人身売買オークションにかけられることを告げるのでした。つまり、72時間以内に、迦蓮を奪還しなければならないということです。
 玲二、日浦はともに日浦の愛機、パピヨン号という小型セスナ機で、上海へ、命からがらの(不法)入国を成功させます。途中、日浦は偶然出会った、がめつくて小心者のタクシー運転手、孫闘玫(スンドウメイ。玲二は「寸止めッ?」と、すっとぼけたことを言っていましたが)を、強引に仲間に引き入れて、上海一のゴージャスなキャバクラへ。より取り見取り、すさまじい美女達が彼ら三人の前に現れ、女主人(ママか?)から美女の指名と、カラオケを勧められます。早速、彼らは好きなタイプの美女達と、個室に入るのですが、玲二、鼻の下を伸ばしている場合じゃないぞ!

 そういうわけで、久しぶりに、玲二とクレイジーパピヨンこと日浦の、パワフルな暴れっぷりが期待できそうな展開となりました。しかしながら、日浦と一緒だと、彼が目立ちすぎて、玲二は影が薄くなってしまう欠点があるのですね。それだけが、少し心配です。
 あらすじでは、さらっと流しましたが、桜罵と女ヒットマンが行なう、迦蓮への暴行は、なかなかえげつない。エロいと言えなくもないのですが、私はやっぱり、弱いものいじめは嫌い。この二人、本当に腹が立ちます。
 最後に! これもまた久方ぶりにご紹介できます、土竜のグルメ! 今回は、玲二が上海で初めて食べた、名もない町の食堂の、「つゆなし油そば」、孫のお勧めです。顔面が激変するほど、勢いよくすすりあげる日浦に、「んめぇーッ!!」と叫びながら、無心にがっつく玲二と、気持ちいい食いっぷりを披露してくれています。ダイエット中に見るべきではないかもね。それでは。

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