『プレイコミック』2013年8月号(秋田書店)の感想
『プレイコミック』2013年8月号(秋田書店)の感想を申します。いくらかのネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。
『奮闘(きばれ)! びったれ!』(原作:田島隆 漫画:高橋昌大)、新連載の司法書士ドラマです。ドジ、賢そう、極道っぽい? という三つの顔を使い分ける、主人公、伊武努はただの司法書士にあらず? おもしろくなりそうなので、期待いたします。ところで、主人公の素顔は平凡ということみたいですが、私はなかなかのイケメンに見えるのですが、いかがでしょうか。
『関東三国志』(原作:夏原武 作画:渡辺保裕)、こちらは第一部完結。ソルとルナの印象が強くて、私は山瀬の暗躍がもっと読みたかったかも。それでも、ハードなお話でよかったです。ありがとうございました。
『優駿の門Asumi』第43話(原作:赤見千尋 漫画:早川恵子 監修:やまさき拓味)、ま、まさか、栄光のゴールを目前にして、地獄のどん底へ突き落とされるとは。人馬一体とはいうけれども、クインの痛みもさることながら、アスミ、渚の嘆きも痛々しい。次回、何とかならないでしょうか。
付録『ブラック・ジャック傑作短編集』+『デーモン豊作』(原作:三田武詩 作画:叶精作)、『すずめの唄』(志名坂高次)、『デフレスナイパーMOROZUMI』(ルノアール兄弟)とB・Jとのコラボ作品。おもしろいですね。私は付録巻末、米原秀幸さんのエッセイ漫画が一番興味をひかれました。作品との出会いが、人生を変えることもあるのですなあ。
そんな米原秀幸の『ROCK&GEM』第2話、これは虫嫌いの人にはきついエピソードかも。意外にも、ジェムはお茶目な性格であることが判明する一方、ロックの神技的なテクが炸裂。すごいなあ。
『仮面の忍者赤影Remains』第14話(原作:横山光輝 漫画:神崎将臣)、立ち読み(するなよ!)で確認した時はインターバル回かと思ったのですが・・・・原作者様、ごめんなさい。漫画家様、すみません、何度も精神的土下座をいたします。実は、私、このお話ですさまじく。
萌えました。
なぜなら、クールビューティーな赤影が、弱音を吐くのですよ? そして、白影は激昂し、頭首たる赤影を殴り飛ばします。怒鳴りながらも、白影は男泣きに泣くのですが、その意味はプレイコミックを買って確かめてください。彼らの友情の証しは、まさに激アツです。はぁーっ、今回も読み応えがあってよかったです。単行本2巻も忘れないように予約しておこうっと。それでは。
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