『プレイコミック』2013年10月号(秋田書店)の感想
『プレイコミック』2013年10月号(秋田書店)の感想を申します。ネタバレが困るという方は、ご注意ください。
今回は劇場上映に合わせて、『キャプテンハーロック』(松本零士)のコミックが別冊付録になっています。まあまあおもしろいので、お勧めです。
『奮闘! びったれ』第3話(原作:田島隆 漫画:高橋昌大)、しんみり来るお話のはずが、問題のオヤジのやることなすこと、一番悪いヤツの思う壺だと感じ、腹立たしくてなりませぬ。そんなに、血のつながりは信じなければならないものなの? 陰惨な流血事件って、血縁者同士でこそ起こりやすいと思うのですが。
『美女斬り御免!!』第2話(原作:鳴海丈志 作画:花小路ゆみ)、ああ、この辺から原作小説の流れを覚えておりますが、それにしても、エロ度が高まってきました。和風エロファンで乳好きの人は、大喜びするかも。もっとも、一人は死人ですが。
『美食広域捜査官 英薫』第5話(原作:九十九森 漫画:今泉伸二)、事件はシンプルですが、静岡おでん、おいしそう。かたよった情報を流通させてウケをねらうとは、マスメディアの良識こそ問われますな。お話ラストのコラムも、相変わらずおもしろし。
『ROCK&GEM』第4話(米原秀幸)、ロックのライバル格にあたる、賞金稼ぎの青年、キターッ! しかも、ロックと正反対の、紳士然とした格好と雰囲気で、ぽやーっとした表情ですが、凄腕のイケメンだ! この“跳弾のクレイ”は、次回、ロックと同じターゲットをめぐって、ぶつかるようで。うぅ、ライバルフェチの私には、もう垂涎ものの対決ですわ。
『地獄の葬儀屋 デーモン豊作』CASE22(原作:三田武詩 作画:叶精作)、このお話、次回も続きます。が、あれやこれやの場面が、かなりエロいですね。お子様の目に触れないよう、大人だけの楽しみにして、取っておくべきでしょう。特に、服をビリビリに引き裂かれて縛られている・・・・興味をそそられた方は、ご自分で確かめてみてください。
『仮面の忍者赤影Remains』第16話(原作:横山光輝 漫画:神崎将臣)、羅殺魂合術を行なって生まれ変わった? 幻妖斎はやはり、途方もなくパワーアップしていました。倒れた赤影を守ろうとして、白影、青影が逆にダウン。赤影の捨て身の新術は、果たして通用するのか!? このいいところで、またしても次回へ。残念! 謎の密偵は、家康配下の者とわかりました。何だか、だんだん、白影がいい男っぽくなってきています。まあ、ワタシ的には、頭首のくせに、感情的になって襲撃をかける、赤影の青さ加減がたまりませぬ。焦りや苦悩の表情がエロい・・・って、今月号は赤影に限らず、多くの作品がエロすぎ! 次回もこのパターンでいってほしいような、別モード希望のような、期待しすぎて困ってしまいます。それでは。
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