『ハモ騒動～The Gospellers Covers～』（初回生産限定盤）の感想

　ゴスペラーズのＣＤ、『ハモ騒動～The Gospellers Covers～』（初回生産限定盤）の感想を申します。いくらかのネタバレがありますので、ご注意ください。

　今回は、ゴスペラーズがカバーした曲のてんこ盛りです。収録されているのは、次のとおり。

１．猫騒動
２．やさしさに包まれたなら
３．ロビンソン
４．Hertbeats
５．Just The Way You Are
６．Love Train

７．太陽の5人

８．真っ赤な太陽

９．TIME STOP
10．ROCKIN'&CRYIN' THE BLUES

11．Someone To Watch Over Me

12．Thank You
13．夢伝説

　初回限定盤特典のＣＤには、「ロビンソン」と「猫騒動」の制作エピソードと彼らのハモリが収録されており、相変わらず、おもしろくて笑ってしまいました。ゴスペラーズメンバーは、本当に明るくっていいなあ。
　肝心の曲の方ですが、「猫騒動」（リードならぬニャードボーカルは、酒井さん）と英語の歌（ひとくくりにするか、普通・・・・）は、どうなのかわからないのですが、まあメジャーな歌と思われますけれども、ゴスペラーズが歌うと、また世界が広がる感じです。正直、ワタシ的に、元々好きでない歌もありながらも、心地よく聞き入れました。
　いいな、と思った歌は、軽快な「やさしさに包まれたなら」、愉快な「猫騒動」。パワフルかつテンポのいい、「Love Train」。
　もっとも気に入ったのが、「ロビンソン」と「夢伝説」です。「ロビンソン」は、元の歌も好きなのですが、ゴスペラーズがさらにスウィートにアレンジしてくれています。リフレイン部分は実に心地よくて、宇宙の風に乗ってしまいそうでした。
「夢伝説」、これは今のツアーで歌われないのでしょうか。何ともロマンティックな響きに、うっとりしてしまいます。またまた、ゴスペラーズの底力と魅力を満喫できるアルバムでした。それでは。

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