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2014年6月 8日 (日)

『シドニアの騎士2巻』(二瓶勉・講談社)の感想

『シドニアの騎士2巻』(二瓶勉・講談社)の感想を申します。相変わらず、ネタバレが含まれております上、こちらへ投稿するのは久しぶりですので、ご注意ください。

 おもしろいですね、この未来ロボットSF漫画作品は。途方もない力を持つ敵、奇居子(ガウナ)との壮絶な闘いという点では、『進撃の巨人』をほうふつとさせるものがありますが、私は詳細かつ大胆なメカや社会の設定を、かなり高く評価しています。久しぶりに、SFの王道を堪能したという感じですね。

 えっと、肝心な2巻のあらすじとしては、始まりからわずか12ページで、シドニア最強だったはずの討伐隊が全滅してしまいます。さらなるガウナの接近と侵攻を防ぐべく、艦長の行なった命令は、シドニアのななめ方向の緊急加速でした。そして、討伐隊から漂流した、カビザシ(ガウナ対抗の唯一の武器)を回収するため、岐神(くなと)、星白、長道ら4名が招集され、目的は達成されたものの、ガウナが急接近し、星白の機体にダメージを与えます。命令を無視して、長道はガウナを撃破しましたが、漂流する星白を追って、帰還限界線を越えてしまいます。当然、星白と遭遇できたものの、ガス欠(ヘイグス粒子切れね)で、助けを待って、11日間も宇宙空間をさまよう羽目になりますが、守備隊全員が掌位を組んで現れ、救われたのでした。

 シドニア帰還後、つかの間の平和な日、長道は緑川纈(ゆはた。調べてみたら、絞り染めという意味だそうです)という、イザナと堂々と張り合う、勝気な少女と知り合いますが、星白との距離は近づいていき、二人とも互いを強く意識し合います。
 わだかまっていた岐神も、長道に和解を持ち掛けるのですが、次のガウナ戦(巨大な27個の連結型)の際、故意に間違った指示を出して、長道を作戦失敗のわなにかけたばかりか、そのあおりで星白を死なせてしまいます。長道はひどく落胆し、心ない人々のリンチさえ受けるものの、継衛搭乗に活路を見出そうと決意します。そんな長道の情熱を知ってか知らずか、強力な新型ガウナが出現しました。

 あらすじで、紹介しきれなかった細かいシーン(もしかしたら伏線)が惜しい! もったいない! 今のところ、作中で崩れたギャグはないのですが、緊急加速後(多大の犠牲者が出ます。なかなか残酷)、ケガ人の救出よりも、長道が大きな魚に目を奪われてしまうところとか。さらに、エロい(サービス?)シーンも充実。宇宙を漂流中、星白が彼女由来の水を長道へ与えたり、光合成をしていたり(説明は省略!)。別に、露出というわけではないのですが、星白の、恥ずかしそうな様子は、なかなか萌えます。
 ワタシ的萌えどころといえば、三角関係ってほどではないはずですけれども、緑川とイズナのいがみ合いも、なかなか笑えます。イズナといえば、後半では傷心の長道をいろいろと気づかっており、私はますます彼? 彼女? えーと、この子が好きになりました。
 2巻は何といっても、256騎掌位という、ロボット群のつながるシーンが圧巻です。なぜ、艦長はふだん仮面をかぶっているのか、長道には特別に素顔を見せる理由は何か。有効な武器であるカビザシは、どうして数が限られているのか。巻末の宣伝ページによれば、3巻では、かなり謎が解明されるようで、楽しみにしております。それでは。

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