『ヤングアニマル嵐』2014年№10(白泉社)の感想
『ヤングアニマル嵐』2014年№10(白泉社)の感想を申します。ネタバレが含まれていますので、ご注意ください。
『新 職業・殺し屋。斬』(西川秀明)、最終回です。衝撃的な展開続きだった前回までとは、打って変った静かな幕引き。いつも何か感想を、と思いながらも、絶句しておりました。作者様、お疲れさまです&ありがとうございました。
『拳奴死闘伝セスタス』(技来静也)、嵐へ、完全移籍新連載だそうです。拳闘暗黒伝の頃と比べて、絵が変わった? それとも、セスタスが成長したのかな? 主線がかっちりした、デフォルメのあまりない、私好みの作風です。さらにさらに、私は古代ローマ史が好きですから、はまるかな? はまれるかな? 楽しみが増えた~。
『捻じ曲げファクター』(守月史貴)、こちらも新連載ですが、男性向けラブコメとしてのつかみが絶妙ですね。幼なじみだ転校生だ転勤だ、親同士の結婚で・・・・と、ボーイズラブ系にありがちな設定に食傷気味でしたから、私はおもしろかったです。
『シェイファー・ハウンド』第30話(原作:吠士隆 漫画:かたやままこと)、さわやかな扉絵と、凄惨な中身の落差が、よくも悪くも激しすぎ。主人公ユートが、ついにアシッド・アウルの数名に殺害命令を。作戦の詳細は不明で、次号で検証されるようです。こちらも、ワクワクしてしまいます。それでは。
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