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2015年3月14日 (土)

『別冊ヤングチャンピオン』4月号(秋田書店)の感想

 プレイコミックが休刊になってしまったと、がっくりしていたら、いつの間にか、新しく創刊されていたのですね。そういうわけで、『別冊ヤングチャンピオン』4月号(秋田書店)の感想、簡単に参ります。ネタバレは、もしかしてあるかもしれませんので、ご注意ください。

『秘すれば』第5話(かんの糖子)、一見、シンプルな、黒白強調絵のようですが、何だか強烈にエロいですなあ。舞海ことマイマイの生乳も悪くありませんが、私としては、姉の朱音の、焦点があいまいな、読み取りにくい瞳の表情が好きです。
『姉のおなかをふくらませるのは僕』第7話(原作:坂井音太 作画:恩田チロ)、おおっと、またお姉ちゃんと弟の物語ですよ。最初、タイトルを見て、「青年向けとはいえ、いいの? アダルト指定漫画にしなきゃ!」と、早とちりしたのは、私だけではないハズ。美人ながらもガードが甘い? 姉の京子と、料理が得意な弟、忍は、仲良しですが、実は血がつながっておりませぬ。だから、コミカルだけども、微妙なエロさがあって、しかも、紹介されている料理はおいしそう、という、なかなか魅力が伝えにくい、でもおもしろい、不思議な作品です。今回、結末部分でも切ない雰囲気になっておりました。いい味わいです。
『落日のパトス』第5話(艶々)、これはエロいですぞ。何気なく交わす会話、相手の表情、それらに応じて変わる心持ちによって、どんどん、ヒロインの心のしがらみ、ためらい等が突き崩されていく感じ。表情とセリフだけで、ここまで背徳感を演出できるなんて、すごいなあ。

 はい、こんなところですが、私は来月も購入する気、満々です。うーん、ヤンキー系漫画はあまり興味ないので、ごめんなさい。でも、『マリア』と『バウンサー』は結構好きなので、いつかはレビューしてみたいです。それでは。

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