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2015年4月16日 (木)

『別冊ヤングチャンピオン』2015年5月号(秋田書店)の感想

『別冊ヤングチャンピオン』2015年5月号(秋田書店)の感想を申します。いくつかのネタバレがありますので、ご注意ください。

『バウンサー』(みずたまこと)と『マリア』(原作:井口達也 漫画:吉沢潤一)が、5月20日に単行本として発売されるそうですね。両方に魅せられている私としては、どちらを購入しようか、いや、いっそのことどちらも・・・・と、うれしくて困るような、変な戸惑い方をしています。

『バウンサー』第7話は、ダメ男が、有能すぎる人々と、とんでもない連中に激しく翻弄されながらも、腕っぷしと度胸で成り上がっていくお話で、秋田書店系お得意のヤンキー漫画の変り種バージョンと、言えなくもありません。が、この主人公、ただのラッキー男、人たらし才能があるやつとばかり言い切れないのです。私は何となく、『土竜の唄』に、主人公の性格やバックグラウンドが似ているような気がします。
『マリア』第7話、アキラも含めて、現役も元も、レディースってこんなに魅力的なのでしょうか。怒ったり、戦闘になったりした時の険しさと、軽口たたいて笑っている時の表情が、ものすごく変化しています。しかも、美人なのですよね。まあ、フィクションだとはわかっていますが。青年誌のレディース漫画というより、女性にも読める、激アツ青春ドラマだと、私は思っております。
『姉のおなかをふくらませるのは僕』第8話(原作:坂井音太 作画:恩田チロ)、こちらはワタシ的に単行本化超希望です。京子の友達は、きっと強烈だろうと予想していましたが、さらに斜め上を行かれてしまいました。あだ名がセクシー、ボウヤ、クリ子って・・・・。京子より、ある意味、強い連中だと思いきや、ラストページのオチでは、やはり、京子最強! いなりずしは、関東と関西で異なりますが、上京した際に、名店で食べてみたくなりました。

 今回は少ないですけれども、以上です。うかうかしていると、この本、売り切れてしまいますよね。発売日を忘れないようにします。それでは。

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